先日、浅田次郎氏のエッセイを読んでいたら"作家の神秘性"ということが書いてあった。曰く、本当は駅の立ち食い蕎麦を食べたいのだけれど、人に見られると作家としての神秘性が損なわれるから困った、とかいうような、しょうもない話なのだけれど。
このエッセイを読んでいてハタと気づいたことがある。それは・・・医療人たるもの幾ばくかの神秘性を湛えていなければならないのではないか??ということだ。
白い巨塔の財前教授にしても悪人かもしれないけれど、ある種の神秘性は感じた。外科医たるもの、手術前日ともなれば、自室にこもって瞑想し、全神経を研ぎ澄ました上で、冴え渡るメス捌きをもって難手術を成功裡に終える、といったイメージを醸し出さなければならないはずだ。
仮に、医局の忘年会とかいう止むに止まれぬ事情があったとしても、手術前日に飲み騒いだだの、ましてや余興で腹芸を披露したなどということは口が裂けても言ってはならないのだ。
今では巷に溢れるセレブにしたって、「今日のお買い物は広尾の明治屋でズッキーニ・・・」でなければならない。間違っても「大岡山の100均で洗面器・・・」なんて真実を口にしてはいけない。それがセレブの掟というものだ。
HERMESを身に纏うのだ、ユニクロの補正下着を隠すために。それがセレブのプライドだ。
そう、世の中にはなにもわざわざ公にする必要のないこともあったのだ。自分も医療人の端くれである以上、ちょっとはブログの内容にも気を遣うべきだったのだ。そういう意味ではジャスミンなんてエントリーはもっての他だった・・・。もう遅いけど(笑)
今日の格言
〜後悔先に立たず〜
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このページは、アクイユ矯正歯科クリニックが2008年2月16日 22:06に書いたブログ記事です。
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