2008年12月アーカイブ

気分転換してみよう

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先日、釧路発~羽田着便の最終便の機中、羽田上空にて着陸15分前を告げる機内アナウンスで目が覚めた。

思えば機内は騒々しい。乗ればシートベルトを締めろ、トイレはどこそこ、本日の客室担当は**、到着地の天候**気温は**だのアレコレ。

ちょっとするとCAさんが新聞、ひざ掛けはいりませんか?とにこやかに一回り。

ようやく静かになって眠りかけると今度はお飲み物のサービスとかで起こされる。

寝ていたって隣の客に「お飲み物はいかがでしょうか?暖かいものでスープ、コーヒー、冷たいお飲み物でしたらオレンジ、リンゴ、ゆずのジュース、烏龍茶がございますが」とか長々と説明している間に目が覚めてしまうのだ。

しかもご丁寧に「ただいまお飲み物のサービスをいたしましたが、お休みのお客様にはお声をお掛けしませんでした。御用の際には客室乗務員にお声をお掛けください」とアナウンス。

寝ている人にアナウンスしてもしょうもない。静かにして欲しい。

そんなこんなでようやく寝付いても、着陸15分前になると、「当機はまもなく着陸態勢に入ります。シートベルトをおしめください。また、背もたれ、クラスJのお客様はフットレストを元の位置にお戻しください」とか言いやがる。座席を元に戻させるより、そんなことしなくていいように上手いこと着陸してくれよ・・・。

羽田上空の夜景は綺麗だ。高層ビル群は都会のエネルギーを感じさせてくれるし、首都高速の光の線は幻想的だ。

そうかと思えば突如として真っ暗になる。そう、ここは羽田沖、海の上なのだ。

ポツリポツリとタンカーの明かりが見えたかと思うと次第にその数が増えて賑やかになる。

空から見れば1年前の景色と何も変わっていないのに、世間はやたらと冬景色だ。


それにしても・・・さっきから視界をさえぎる黒いものは何だ??

ずっと気になっていた。寝ぼけているからぼんやり見つめていたのだけれど、なんだか盆栽の松の木の枝みたいに横に広く広がるぼんやりしたものがしきりに視界から夜景をさえぎるのだ。

黒くてもやもや、こんもりしている。輪郭はハッキリしない。黒くて、その中に入ると光が消える、、、

「あっ、、、雲・・・」

そう、雲だ。夜、雲を上空から見下ろすと黒いのだ。光がなければ色はない・・・。太陽は偉大だ。地球に生命を育み、我々に色まで教えてくれる。暗黒の世界では生きていても楽しくはないだろう。

 

そして着陸が迫ると、ようやく白い雲が見えてきた。人工の明かりに照らされて下の方が白く、上の方は黒い、ちょっと変な雲だけど・・・。

 

いつも見ている景色も真反対から見てみると、ちょっと違った景色が見えるかもしれませんね。

 

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大空のサムライ

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気が付けば12月。そして気が付けば大不況。

 

米国ビッグスリー衰退はもう以前からの話で驚かないけど、ビッグスリーを衰退に追いやった日本の自動車産業までもがトヨタショックにホンダのF1撤退。ほんの1年位前は戦後最長の好景気、世界同時株高とかヤンヤの大騒ぎだったのに。

地球が氷河期に入ったわけじゃあるまいし、いずれ景気が良くなれば今年起こったことなんてみんな忘れてしまうのだろうけど、こうも朝から晩まで不景気、不景気と言われるとお馬鹿なブログネタを考えること、その思考回路そのものが不謹慎なことに感じられてしまうのだ。

 

不謹慎は良くないから謹慎しようということで読書でもすることにした。ちなみに、この謹慎というのは実に可哀想な言葉で「彼は今、謹慎中なんだよ」といえば世間体が宜しくないし、「彼は今、不謹慎なことしてるんだよ」といえばなお更宜しくないという、肯定しても否定しても浮かばれない摩訶不思議な言葉である。

 

さて、タイトルに戻って「大空のサムライ~坂井三郎著」

 

例のごとくwikipediaから坂井三郎氏の略歴を引用します。

 

坂井三郎(さかい さぶろう、大正5年(1916年)826日 - 平成12年(2000年)922日)は、大日本帝国海軍の戦闘機搭乗員(パイロット)。太平洋戦争終戦時は海軍少尉、最終階級は海軍中尉。太平洋戦争時における日本のエース・パイロットとして知られる。戦後に海軍時代の経験を綴った著書『大空のサムライ』は世界的ベストセラー。

 

ごく簡単にいうと海軍航空隊のゼロ戦パイロットが書いた戦闘日記。戦闘シーンはトムクルーズ主演の映画「トップガン」を地で行くというより、それ以上のリアルさでしょう(当たり前といえばそれまでですが・・・)。普通の人間なら到底耐えることのできないであろう気絶しそうな戦闘シーンの連続です。

 

「正確な敵の射弾がキラキラと私をつつんだ」だの「20ミリのアイスキャンデーが、敵に追尾している私の前後左右に盛んに飛んでくるのである。危なくてしょうがない」だの、平和な今日に生を受けた自分には信じられないようなことが平然と描写されていきます。

ちなみに20ミリのアイスキャンデーとは味方(日本軍のゼロ戦)の撃った弾丸のことで、空中戦というのは敵味方入り乱れて撃ちまくっているので敵の真後ろにいると味方の弾丸にも当たりかねないという戦場の壮絶な環境が理解できます。TVで見るイラク戦争の映像より遥かに強烈なインパクトがあります。

 

この「事実であることが信じられない」ことが世の中にはある、ということを垣間見ることができるだけでも読む価値はあると思うのですが、それ以上に、「戦争の無意味さ」をこれ程感じさせてくれるものも少ないと思うのです。

「トップガン」とはこの点で天と地ほども差があります。「トップガン」を見て戦闘機のパイロットになりたいと思う人はいても、「大空のサムライ」を読んで戦闘機に乗りたいと思う人はいないでしょう。

呆れる程に壮絶だし、文中に登場する多くの坂井氏の元同僚(海軍パイロット)は、そのほとんどが戦死しているのです。生還率は10%未満じゃないでしょうか・・・。

 

著者の坂井氏が生き残ったことが、戦闘機パイロットとしての能力の時針と幸運の分針と偶然の秒針とが重なり合った、本当に僅かな瞬間を射止めたとしか思えないほど、著者が戦死しなかったことのほうが奇跡的だったことがよくわかります。

 

戦闘日記でもあり、目を背けたくなるような描写もありますが色々と考えさせられる本でした。

 

お勧め度

親心として、ご子息の自衛隊入隊をなんとか思いとどまらせたいと思案されているご両親様*

 ~心臓に悪いから読まないほうが良いでしょう~

そのご両親様からご子息様へのクリスマスプレゼントとして****

 ~もしかしたら考えが変わるかもしれません~

この不景気の最中、今年の年末年始は海外で過ごそうと考えているリッチな貴方***

 ~ジャンボは大丈夫でしょう・・・~

その上、南の島でセスナ機で遊覧飛行までしようっていう、この上なくリッチな貴方*

 ~・・・~

今年は不景気だから自宅で寝正月と決め込んでいる貴方*****

  ~飛行機なんて乗らないほうが安全に決まってます~

 

歯科矯正 飯能 秩父 三芳

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