五島うどん

所沢のアクイユ矯正歯科クリニックです。先月のニュースですが、、、

あご(トビウオ)だしブームでトビウオの競り値が3年前の7.5倍になっているというニュース。

http://archive.is/Y4305

いわれてみれば「あごだし」ってよく聞くようになった気がします。私が「あごだし」を初めて知ったのは大学生の頃、五島うどんなるものを食べた時です。長崎空港内の五島うどん屋さんでおおよそ私がかつて親しんできた饂飩とはまるで異なる、どちらかというと素麺のような「五島うどん」を啜りながらメニューにある説明文を読んでいたのです。曰く「五島うどんは讃岐、稲庭と並んで日本3大うどんの一つとされていること」「スープにあごだしを使っていること」「地元では地獄炊きで食されている」とかそんなことが書いてありました。

日本三大うどんの一つと言われるくらいですからさぞ美味なるものかと思いきや、そうでもない。そうめんを太くしたような形状(正確にはひやむぎに分類されるんじゃなかろうか??)でコシもない。あごだしといってもカツオ昆布の代用品に違いないからそれほど有難いもんでもなかろうと思っていた。地獄焚きといったって讃岐の「釜揚げうどん」みたいのもので完全に名前負けしていてガッカリだ。

さして美味しいと思わなかったのは空港に出店しているような店だったからなのかどうかはわからない。なぜなら空港以外で「五島うどん」を提供している店を見たことがないのだ。長崎に6年も住んでいたのに。だから「日本3大うどんなんてよく言ったものだ、ローカールもローカル、五島列島だけだろ?五島うどんなんて食ってんのは」と思っていた、つい先日までは、、、。

さて、先日、患者様と話をしていたら福江島(五島列島で最も人口の多い島)から戻ってきたという話になった。なんでも祖父母が福江島にいらっしゃるそうで1ヵ月くらい滞在していたらしい。おお、これは長年の疑問を解決するいいチャンスだと思って聞いてみたのだ。「やっぱり五島では五島うどん屋さんが多いんでしょ?」「え?そんなことないですよ。私もフェリー乗り場でしか食べたことないです。街中のうどん屋さんも行きましたけど普通の饂飩でしたよ」・・・・

これでは長崎に何年住んでも「五島うどん屋」に出くわすわけがないではないか。香川県に行けば石を投げれば讃岐うどん屋に当たるというに(田舎だけにかなりの遠投力が必要だがw)、長崎で五島うどんを食べようと思えば空港かフェリー乗り場に行くしかないというのはまったくもってガッカリ感が半端ないな・・・