たった1月で物価が1000倍だそうです。今の日本で例えると、今日一個20円の卵が、来月には2万円になっているということですね
って、笑い話にしてはいけませんよね。この記事の写真にもありますけど、バナナ買うのに札束数えてます牛肉買うなんていったら旅行鞄に札束詰め込んで行くような話ですね。
ま、ハイパーインフレっていうんでしょうけど・・・
1900年代初頭のドイツでも起こりました。そのときの1米ドルとドイツマルクの交換比率は、1914年の1ドル4.2マルクから1923年には1米ドル4,200,000,000,000マルク・・・
ちなみに、当時のドイツでの卵一個の値段は320,000,000,000,000マルク、バター1ポンド(約0.45Kg)2,800,000,000,000,000マルク、だそうです
(やばい、スラスラ桁が読めないぞ・・・。こんな大金に縁があるなんて思ってなかったし・・・、笑)
トイレットペーパ買うのに、リヤカーでマルク紙幣運んだらしいです・・・
もちろん暖炉の薪を買いに行くのも大変ですからこんな人も現れます・・・
上の画像はWikipediaからのものですが、マルク紙幣を燃やして暖炉に火をつけているところ。
さて、ハイパーインフレになると買い物に行くのが大変ということが良くわかります、笑)
ところで、同じ買い物でも、 行きはよいよい帰りは怖い 、の国もあります。北朝鮮。
この国、政情不安定なんで闇では米ドルが貨幣の主役だそうです。自分の国の通貨よりもアメリカドルのほうが信用されているということです。
で、日本人がこの国に行ったとして「ポテトチップ食べたいな」と思って近くのお菓子屋さんに行きます。細かい値段は知りませんけど、とにかく米ドルでポテトチップの代金を支払ったとすると、お菓子屋さんには米ドルのお釣りは無いんだそうです。
で、代わりに・・・・
お釣りとしてペットボトルの水をくれるらしいです・・・。何本も・・・。ポテトチップ買いに行ったら両手にペットボトルの水抱えて帰らなきゃならない・・・。
日本に生まれて良かった・・・