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その他

水軍遥かなり 加藤廣著

村上水軍の娘を読んだので、それなら九鬼水軍も読まなきゃ不公平でしょ、ってことで。
村上水軍の娘は史実はほとんど関係ありませんが、こちらは信長~関ヶ原まで、中央政界の史実を追いながら九鬼水軍がどのように絡んでいたかを説明していくような感じで物語が進みます。

ただ、元来3万5千石、関ヶ原後に5万5千石に増加されたされた程度の小大名ですから、そもそもそんなに華々しい活躍をしていないのではないでしょうか。活躍していれば大大名になっているわけですから。そして、おそらく、
⇒活躍していないから何をしていたかの資料があまり残っていない
⇒それなら徹底的にフィクションにすればいいのにそれはしない
⇒中央政界の小説なのか九鬼水軍の小説なのかよくわからない
という残念な結果に。特に主人公である九鬼守隆はwikipediaを見ても記述が極めて少なく、よくこんな人物を主役にしようと考えたな、と感心するほど。まだ、守隆の親父の嘉隆なら資料がありそうですが。

600ページ近い大作でもあり、少々読み疲れました。歴史小説って史実に忠実過ぎるとつまんないのかも。事実は小説より奇なりってのは滅多にないんでしょうね。

written by 所沢市 東村山市 清瀬市近くのアクイユ矯正歯科クリニック

村上海賊の娘(上下巻) 和田竜著

いや、長かった、、、。通勤中に読むのですが一か月近くかかったのではないでしょうか。

戦国時代に瀬戸内海で活躍した村上水軍を中心とした小説です。同じ著者の「のぼうの城」が面白かったので手に取ってみました。

上下巻で実に1000ページ近い大作です。ジャンルは時代小説ってことなんでしょうけどあんまり関係ないですね。なにしろ主人公がいちおう実在の人物のようですが、記録にはほとんど残っておらず、筆者の創造上の人物といってよいでしょう。史実にある合戦に創造した人物が縦横無尽に活躍します。上巻は破格に面白いエンターテイメント。

また、関西弁が頻繁に出てくるもの時代考証的にはどうなのかな?とは思いつつもなかなか面白い。ただ、下巻になると戦闘シーンが多くなり、しかもかなり凄惨な記述。ちょっと辟易してしまう感があり。ぐろいシーンが苦手な人にはちょっと厳しいかも。歴史好きで海賊に興味をお持ちの方にはお勧めしたいと思います。

埼玉県所沢市の矯正歯科 アクイユ矯正歯科クリニック

 

歯医者は歩かない仕事だった

 

確か(株)ライオンじゃなかったかと思うのですが、ダイエット系の栄養補助食品を継続購入していた時期がありまして、購入ポイントが溜まっていました。
商品リストをみてもさほど興味を引く商品が無かったのですが交換期限も近づいているためとりあえず持っていないものということで万歩計と交換しました。

 

インターネットで調べてみると一日の目標歩数は1万歩とあります。統計的に1日の平均歩数90001万歩程度が2週間で1kg脂肪を減少させる平均的なラインとなっているからだそうです。

http://allabout.co.jp/gm/gc/195487/

 

(でもちょっと疑問です。毎日1万歩いて2週間で1kg減なら、そのうち消えてなくなっちゃいますねw)

 

それまで歩数を計ったことが無かったですし、俄然興味を持ちまして翌日から早速鞄の中に万歩計を忍ばせて計測してみました。

すると、家から職場までの通勤の間に2000歩程度歩いていることが分かりました。往復で約4000歩ですね。それに昼休みにご飯食べに行ったり、帰りにスーパーに寄ったりしてると1日平均5000歩~6000歩といったところです。

う~んちょっと少ないですね。あと4000歩をどうしたら増やせるのか、、、と考えていたら仕事中の歩数をカウントしていません。万歩計は鞄の中ですから。

そこで、今度は白衣のズボンのポケットに万歩計を入れまして計測をすることにしました。さて、計測は簡単ですがその前に漠然と予想を立てます。自分では結構歩いているんじゃないかな~と予想。なんでかっていうと、眼科や耳鼻科の先生の場合、患者さんが先生の診察机に移動して治療を受けますけど、歯科の場合、歯科医が患者さんの診察台に移動するというスタイルだから。

まあ、比較対象範囲を限定し過ぎていたのが間違いの元でしたが、結果は多い日で約2000歩。少ないと1500歩程度。どのくらいと具体的な数字を考えていたわけではないのですがちょっと予想外の少なさでした。

 

そこで気になったのが、仕事中、皆さんはどのくらい歩いているのか?ということ。統計のようなものは見つけられませんでしたが

看護師:9263

http://sukosidake.at.webry.info/200701/article_66.html

農畜産系のお仕事:30000

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0527/412698.htm?o=0

調剤薬局勤務:1600

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0527/412698.htm?o=0

介護職:1000

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0527/412698.htm?o=0


う~ん、、、わかったようなわからないような。

 

ただ、ハッキリしたのは歯医者はそんなに歩く仕事じゃないということと、自分はあと2000歩(時間にすると20分だそうです)歩いた方が良いということ。でも歯医者でこれですから眼科とか耳鼻科の先生は1000歩もいかなさそうですね。

 

ちなみに万歩計というのはNHKでは放送禁止用語だそうです

http://matome.naver.jp/odai/2133691818363915801

 

 

 

 

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

抗生物質は難しい、、、

抗生物質について調べていたら神戸大学教授の岩田健太郎先生のブログを見つけました。

http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/06/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%94%EF%BC%97%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97-%E5%BF%83%E5%BE%974-%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%B0%E3%81%A3%E3%81%8B%E5%87%BA%E3%81%99%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AF.html

 

本題とは関係ありませんが、コピペしてアドレスの長さに驚きました。感染症の医師だけにアドレスのゲノム解析でもしてるのでしょうかw

 

それにしても岩田先生は1971年生まれなんですね。若い!写真を見る限り見た目も若いですし。教授回診とかいって岩田先生が現れても患者さんはキョトンとしてしまいそうです。

 

それはともかく、さすがに感染症の専門家だけあって勉強になりました。ただ、できれば以下の2点についてもう少し突っ込んで解説していただきたかった。

 

1点目は

「フロモックスもメイアクトもとても吸収が悪い、体の中に入っていきにくい抗生物質です。ですから、同じセファロスポリンでもぼくはケフレックスのような比較的昔のものを使います。昔のものだとダメかとおもいきや、さにあらず。(古い)ケフレックスのほうがずっとずっと体の中に入って行きやすいのです」

という部分。フロモックスやメイアクトなどは第三世代のセフェム系抗生物質、ケフレックスは第一世代のセフェム系抗生物質です。
ケフレックスのほうが体内に吸収されやすいということは分かりましたが、そもそも第一世代のセフェム系抗生物質が処方されなくなったのは耐性菌が多く出現してあまり効かなくなってきたからだと思っていました。
いくら体内に吸収されても耐性菌ばかりで効かなければ意味がないと思うのです。
体内に吸収されやすいか否かの切り口だけではなく、耐性菌との関連も含めてどちらが有効であるのか?そのあたりをもう少し説明してほしかったです。

 

2点目は

「例えば、歯医者さんの使う抗生物質は口の中にある菌だけ殺せばいいのに、フロモックスやメイアクトはお腹の中にある菌まで(不要に)殺してしまいます。」

 

という部分。主旨は理解できますが、口腔内に抗生剤を局所投与するというのも非常に難しい気がします。
皮膚科なら塗り薬、眼科なら点眼薬として処方できますが口腔内は常に唾液が還流していますし、食事もしますから抗生剤を局所に留めておくことが難しいから経口投与しているのではないでしょうか。
もしかしたらスポンジかなんかに抗生剤を含ませて口腔内の創傷部位に貼付するということが有効なのでしょうか。ただ、抜歯窩などはそういったことも可能でしょうが、歯科治療の多くは「欠損部を充填する医療」ですから物理的に不可能であることも多い気がします。

1点目もそうなのですが、解決策が示されていないのがなんとも残念。折角ですから問題点と共にその対処法も具体的に教示してくださるとさらに有益な情報源になると思うのですが。

                                                                                                                

ともかく岩田先生の

99・9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話 (光文社新書)

 

を注文しちゃいました。宣伝じゃないですよw

まんまと策略に嵌められた気がする、、、、

 


オリンピック選手がエコノミークラスだった

 

ジャンプで銀メダリストとなった葛西選手の帰国についてのニュース

http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140220-00000063-dal-spo

 

記事中の

「メダル獲得のごほうびで帰路の便ではビジネスクラスを満喫したという。「フラットシートでぐっすり眠れたし、食事も最高で快適に帰国できました」とレジェンド葛西もニヤリ」

という部分を読む限り

 

葛西選手、往路はエコノミークラスだった

 

ということでしょう。オリンピック選手の強化費にどれほどの税金が使われているのか知りませんが、コンディションを優先するならば往路こそビジネスクラスにすべきではないでしょうか。

あのマー君はたかだかキャンプインのためだけに2000万円かけてチャーター機(200人乗りの飛行機に5人+犬1匹しか乗っていなかったそうです)でニューヨーク入りしたというのに強化委員会の発想がおかしい。

 

そういえば私、国内線ですが以前、読売ジャイアンツの2軍選手と同じ飛行機に乗ったことがあります。2軍だからでしょうか全員が普通席でしたが、彼らは体が大きいので普通席に座っていると傍目にも体がシートからはみでているんですね。
とても窮屈そうで気の毒だな~と思って見ていました。もっとも国内線には2軍選手全員分のスーパーシート(今でいうところのクラスJとかプレミアムシート)はありませんから仕方のないことではありますが。

それから、56年くらい前、当時の全日本男子バレーの植田辰哉監督の隣の座席だったこともありました。このときはスーパーシートだったのですが、まあ監督は体格がいいですから隣に座っている私も物理的な圧迫(ひじ掛けを占領されるなどw)もさることながら巨人が隣に座っているという心理的な圧迫感も相当に受けた記憶があります。Wikipediaで調べてみたら植田監督は身長196cm、体重88kgだそうです。

 

オリンピック選手も平均すれば体の大きい人が多いでしょうから飛行時間の短い国内線はともかく、4年に1度のオリンピックの時くらいビジネスクラスにしてあげてもいいんじゃないでしょうか。費用はマー君に寄付をお願いすればいいでしょうw

 

 

 

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

 

 

小保方論文の雲行きがますます怪しくなってきてしまった

 

先日取り上げた小保方論文ですが

http://garden.accueil.ne.jp/2014/02/post-179.html

 

ますます雲行きが怪しくなってきてしまっているようです。

論文を掲載したネイチャー、出身校の早稲田大学、現所属先の理科学研究所、共著者の所属するのハーバード大学までもが論文の調査を発表しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140220-00000025-rcdc-cn

http://mainichi.jp/select/news/20140220k0000m040002000c.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140215-00000020-mai-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140220-00000033-mai-sctch

 

直観的には捏造ではないと思っていたのですが、ここまで外堀を埋められるということは私の直感は間違っていたかもしれません。まあ、直感が当たりまくっていればもう少しいい人生を送っていることでしょうw

30歳の女性がネイチャー、早稲田大学、ハーバード大学というビッグネームから疑いの目を向けられているという構図だけでなんだか八方ふさがりといいますか、村八分的な雰囲気を感じます。
小保方さん自身がコメントを出していないというのも佐村河内守氏と同じでなんとなく嫌な雰囲気がしてきました。

 

思えば小保方論文にマスコミが騒ぎだした頃、「研究に支障が出ているので静かにしてほしい」という趣旨のコメントを発表していたと思います。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/fujisiro/20140131-00032204/

 

私、このコメントにちょっと違和感を覚えたのを覚えています。せっかく脚光を浴びたのに数日でマスコミに騒ぎすぎないようにしてほしい、って一般的な感覚じゃあないですよね。最初からマスコミ嫌いとかいうならともかく、しっかり割烹着姿で実験中の撮影はこなしているんですから。

 

論文内容は私には難しすぎるので、真偽の検証はビッグネームにお任せするとしてちょっと残念なものを発見。

 

小保方さんのホームページ

http://www.cdb.riken.jp/crp/index.html

 

理化学研究所のホームページアドレスが

http://www.riken.jp/

 

なので、理化学研究所ホームページのサブドメイン(Yahooのホームページの中にヤフーオークションや知恵袋などのサブドメインがぶら下がっている構図と同じ)だと思いますが、

小保方さんのホームページ、「このページは現在作成中です。しばらくお待ちください」というページばかりで内容がほとんどないのです。


omokarta.jpg

 

 

 経験上、こういうページはずっと現在作成中のまま、いつの間にかページそのものが無くなっていることが多いんですよね。以前はunder construction(工事中)としてよく見かけましたが最近はあまり見かけなくなったと思います。

外枠だけ作って後から内容を付け足すというという方法は結局のところそもそも書く内容が無いからそのような手順になってしまっている可能性が高い、のかもしれません。

 

う~ん、捏造ではないと信じるしかないですが

 

日本が世界に誇る偽割烹着、小保方晴子騒動

 

となる可能性は残念ながら高まってしまっているようです。

 

 

 

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

 

 

 

食品偽装問題

 

 芝えびとバナメイエビに端を発した最近の食品偽装問題。バナメイエビが日本近海、芝エビが東南アジアで漁獲されていたらこのような評価になったのか疑問の残るところではありますが、食品表示のガイドラインを巡って議論が紛糾しているようです。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000097-mai-bus_all

 

忘れたころにやってくる食品問題。もう、キリがないとしかいえません。

 

ニュースの最後にある

“主婦連合会の佐野真理子事務局長は「実際に何を食べているのかを知りたい。違う名前でメニューに表記するのはおかしい」と主張。違反行為に対する課徴金制度の導入など規制強化も求めている

 

というコメントもお約束。最初読んだときは小学生のコメントかと思うほどのストレートさに唖然としました。主婦って、一括りにするにはあまりに幅広い概念だと思うのですが、水戸黄門の印籠みたいな感じで紹介されますね。

 

このニュースに関しても言ってることは正論ですが、言ったところで何も変わらない(今まで変わってきていない。ほとぼりが冷めればどうせまた同じことが繰り返されるに決まっている)のですから別の方策を考えるべきでしょう。

 

例えば次のように、極端に簡潔にしてしまうのはどうでしょうか。法律で商品表示を極端に制限してしまうのです。

 

 

「魚介類に関する表示は以下の3種類とする。

赤身系》《白身系》《その他(イカ、タコ、エビなど)》

 

これを見た目で判断できなければ消費者の責任でしょうから誰も文句は言えないでしょう。消費者はその味覚を問われます。生産者は正に品質勝負です。ただ、経済的には高額品が存在しにくくなりデフレ要因になるかもしれません。

 

これでは専門知識のない消費者は選択できないというのなら、いっそのこと情報を徹底してみるのはどうでしょう。商品ラベルに以下のように記載します。

 

毛ガニ

《本商品は毛ガニです。エビ目カニ下目クリガニ科に分類されるカニ1種。北西太平洋の沿岸域に広く分布する。別名はオオクリガニ(大栗蟹)。この毛ガニは平成26年2月6日早朝、底引き網漁で捕獲されました。捕獲の際、網に引っ掛かったため足が一本切り落とされましたが品質に問題ありません。捕獲後、漁港にてタコ糸で縛り浜茹でされました。蟹の甲羅をよくよく観察すると寄生虫が付いていることがありますがこれは自然なことであり、安全性に問題ありません。また、その寄生虫を顕微鏡で観察すると足が20本くらいあったりしますが、これもまた自然なことであり安全性に問題ありません。

 

まあ、どこまで情報開示してほしいかなんて人によってまちまちなので落としどころなんて見つかりっこないと思います。

私は味がよくわからないので、下手にブランド化されるより牛、豚、鳥くらいの表示の方がありがたいです。ブランド化されればされるほど高価になるだけですから。

 

 

何を食べているか正確に知ろうと思えば思うほどブランド品の商品価値は上がり、それに便乗しようとする輩も増えて偽装はなくならない。むしろ、騙されようがないくらい簡易な表示にしてしまった方がスッキリするし全体的には安くなる、と私は思います。

 

 

 

 

 

埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

 

 

 

今日は余程平和な日だったらしい

思えば新聞の購読を止めてからもう何年になるんだろう。以前は日経新聞を購読していたけれど、今はほとんどインターネットでニュースを見ている。

色んなニュースソースがあるとは思いますが、自分がチェックするのはyahooが多いかな。たまたまトップページに設定しているという理由だけですが、特別不自由も感じていないから。


そして、今日のyahooニュース。


トップ>主要ニュースが8本。

当然、今日起きた事件を取り扱ったニュースの中で最も重要な8本のはず。これさえ押さえておけば取りあえずは何とかなる。あるいは最低でもこれだけは押さえておけ。そんな位置付けの8本だと誰もが思うのではないでしょうか。


以下が2121時頃に表示された主要ニュース8

sakagami.jpg

 

***坂上忍 デヴィ夫人対談を断る***

これのどこが主要ニュースなのか。だいたい、対談して平手打ちされたとかいうならともかく、対談すらしていないし、そもそも坂上忍とデヴィ夫人の対談など誰も望んでいないというか興味すらなかったのではないでしょうか。

こんなニュースが主要ニュースになるくらいですから今日は平和だったんだと思います。こんな日が続くといいですね。

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

みかん消費量減少の理由??

 

昨日取り上げたこたつみかんのニュース。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000572-san-soci

 

 

その中で気になった記述があったので取り上げてみたいと思います。

記事では

 

コタツの出荷量が減少しているということに着目し、ミカンの出荷量減少もコタツの出荷量減少に原因があるとの仮説

 

を立て、会社のデスクや家庭のテーブルにみかんを置く運動を展開しているNPO法人「青果物健康推進協会」(東京)が紹介されていました。

 

さらに、こたつ以外にみかん消費減少の理由として考えられる理由として日本果樹種苗協会(東京)協会の担当者の

 

「イチゴやバナナも最近は値段が安く、食べやすい。夏場はメロンやスイカがあり、ブドウやリンゴも品種が豊富。胃袋に入る量は決まっているので、みかんはそのほかの果物と競合しているわけです」

 

というコメントを紹介しています。

 

しかし、本当にそうなのか。

 

私に言わせればコタツ減少で最も被害を蒙ったのはみかんではなく、麻雀牌でしょう。

みかんは何もコタツでなくても食べられるけれど、麻雀はコタツがなければできません。フローリングに置かれた曲線の多いテーブルで麻雀はできませんから。

麻雀人口をグラフにしたらみかんの出荷量の減少の比ではないのではないか。もはや絶滅危惧種ともいわれる麻雀愛好家。彼らこそこたつ減少の最大の被害者でしょう。なにしろ4人集まらないとゲームが始まらないのですから。

 

話がそれました。

 

私が気になったのは日本果樹種苗協会(東京)協会の担当者のコメントです。本当に専門家のコメントなのかと耳を疑ってしまいました。

 

「イチゴやバナナも最近は値段が安く」

一体、いつの時代と比較しているのか。私の記憶では少なくともここ20年の間にイチゴやバナナが劇的に安くなったとは思えない。

 

「夏場はメロンやスイカがあり」

こんなの太古の昔からそうではないのか。だいたい、みかんは冬の果物だから何故夏の果物と競合するのか。

 

「ブドウやリンゴも品種が豊富」

これまた頓珍漢。むしろ柑橘類のほうが種類が豊富じゃないのか?ざっと思い付くだけでも温州ミカン、八朔、甘夏、日向夏、ポンカン、伊予かん、ネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、グレープフルーツ、ぼんたん、清見、etc。いくらだってあるじゃないか。

 

「みかんはそのほかの果物と競合しているわけです」

それはないだろ、と思って調べてみました。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g61/ichigo-joho/ichigo-kounyusuryo.html

 

主な果物の一人あたり年間購入数量(農畜産業振興機構「ベジ探」、原資料:総務省「家計調査報告(二人以上の世帯、速報)」)


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確かにみかんの減少率が頭抜けていますが、リンゴ、メロン、イチゴも1988年に比較して2008年では減少しています。つまりみかんの減少分を他の果物が奪ったわけではなく、果物全般が売れなくなっているということ。

これだけ頓珍漢な返答をする担当者が取材に応じる日本果樹種苗協会。果たして大丈夫なのか。他人事ながら心配になります。

 

さてそろそろ今日の〆をしなければなりません。私が考えるみかん消費減少の理由

1・少子化

果物は甘い。甘いものは子供が好き。少子化が進めば果物は売れないだろう。

2・重いうえにめんどくさい

果物全般的に剥く、切るなどの作業が必要で面倒くさい。

最近私がコンビニで良く買うものにフルーツのシロップ漬けがある。グレープフルーツとかミカンとか。食べたくなったら封を開けるだけだし、無駄な部分がない。青果は皮とか無駄な部分が多く、重くて持ち運びが大変。

3・コンビニに売っていない

最近では見かけることもあるが、そもそも若者が買い物をするコンビニで販売していないのだから売れるわけがない。イチゴだバナナだと頓珍漢な競争相手に目くじら立てる前にコンビニの商品棚の一角を占めるように営業努力する方が先。

 

以上、真面目な〆でした。

 

 

 

 

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先発薬の存在しない医薬品、先発薬が2つある医薬品

 

以前、患者様用にお薬の説明書を作成しようとあれこれ調べ物をしていたことがあります。

歯科で処方する薬といえば抗生物質と鎮痛剤。ほどんどこれだけ。あとはせいぜい胃腸関連薬(ガスターとかビオフェルミンRとか)とか口内炎の軟膏、うがい薬くらいが一般的でしょう。口腔外科領域になると話は別ですが。

 

で、風邪薬にも頻繁に登場する解熱鎮痛剤アセトアミノフェン、処方薬として最も有名な商品はカロナールなので、カロナールが先発薬かと思っていたらカロナールはジェネリックだという。だとしたらアセトアミノフェンの先発薬はなんだろう?と思って調べてみても見つからない。

なんと、アセトアミノフェンには先発薬がないというのです。理由ははっきりしませんが、古くからある薬で先発薬という概念がない、とこんな理由にならない理由らしいですが不思議ですね。

 

ちなみにアセトアミノフェンを主成分とするものにはカロナールやコカールなど様々あります。主成分は同じですから効果は変わりませんが好みはあると思います。カロナールとコカールでいえばカロナール錠200は直径10mm厚さ3.3mm、コカール錠200は直径8.5mm厚さ3.4mm。コカールの方が錠剤が小さいので飲みやすい。個人的にはコカールの方が好きですね。

錠剤は飲んでしまえばそれまでですが、塗り薬とかは性状の違いとかでさらに好みは分かれそうな気がします。

 

先発薬の存在しない医薬品があるかと思えば先発薬が2つもある医薬品もあります。マクロライド系の抗生物質クラリスロマイシン、この薬品の先発薬は2つあります。クラリシッド(アボット)とクラリス(大正富山)がそれ。この2つは製造元が共に大正製薬で販売がアボットと大正富山で違うだけ。全く同じものです。

 

最近のジェネリック薬品は成分名表示が多くなりました。例えばロキソニン(第一三共)の後発薬ロルフェナミン錠(日医工)はロキソプロフェンナトリウム錠に名称変更しました。

先発薬だけがブランド名を使ってジェネリックは成分名表示に変わっていくのでしょうか。確かにジェネリックもブランド名だとどれが先発品なのかよくわかりませんからいい傾向だと思います。

成分表示の名称は長ったらしいことが多いので覚えにくいのと舌を噛みそうになるのが難点ですがw

 

 

 

written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック

 

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