エッセイ
石油の時代
年始のご挨拶を書いてから久しい。
なにも思い浮かばなかったので書けなかった。作家ならスランプで商売あがったりですから職業の選択を誤らなくて良かった。
昨日新聞を読んでいたら面白いことがかいてあったのでご紹介します。
「石器時代は石が無くなったから終わったのではない」
けだし名言だと思いました。元サウジだかアラブだかの石油相の言葉だけに重みがあります。石油の時代は近い将来終焉を告げ、新エネルギーの時代が来るだろうということ、そして新エネルギーの最有力は水素だろうと書いていました。
石器時代は石が無くなったのではなく、石より効率的な鉄器によって終焉を迎えた。
石炭は石炭が無くなったのではなく、石炭より効率的な石油によって引導を渡された(日本では。世界的にはローコストな石炭はたくさんあります。日本にも資源としての石炭は豊富にありますが採掘コストがかかりすぎるため日本の炭鉱は閉鎖しています)
そして、近い将来、石油も水素(太陽光、風力など)などに引導を渡される日が来るのでしょう。近いといっても10年単位でしょうけど。
「限りある資源」
誰が何の資源を指していった言葉か知りませんが、多くの資源について気にする必要もないことのような気がしてきました。
石油は20年くらい前にあと30年分しかないとかいわれながら、技術の進化によってブラジル沖をはじめ新しい巨大油田が次々発見されています。
水なんてのはそもそも循環する資源ですから無くなりようがありません。無くなるのは「きれいな水」でしょうがこれとて近い将来、浄水技術の発展で問題にならなくなる気がします。
最近やたらと北朝鮮がミサイル撃ちますね。お母さんに相手にされない赤子が泣き喚いているかのようです・・・。
イラクなどアメリカさんとは遊びたくなかったのにお家が裕福なばっかりにアメリカさんに誘拐されちゃいました。
北朝鮮は遊んで欲しいのにお家が貧乏なばっかりにアメリカさんに遊んでもらえません。なんだか気の毒になってきました。
石油が水素に取って代わられたとき、イラク戦争はどのように評価されるのでしょうかか・・・。
戦争で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
大空のサムライ
気が付けば12月。そして気が付けば大不況。
米国ビッグスリー衰退はもう以前からの話で驚かないけど、ビッグスリーを衰退に追いやった日本の自動車産業までもがトヨタショックにホンダのF1撤退。ほんの1年位前は戦後最長の好景気、世界同時株高とかヤンヤの大騒ぎだったのに。
不謹慎は良くないから謹慎しようということで読書でもすることにした。ちなみに、この謹慎というのは実に可哀想な言葉で「彼は今、謹慎中なんだよ」といえば世間体が宜しくないし、「彼は今、不謹慎なことしてるんだよ」といえばなお更宜しくないという、肯定しても否定しても浮かばれない摩訶不思議な言葉である。
さて、タイトルに戻って「大空のサムライ~坂井三郎著」
例のごとくwikipediaから坂井三郎氏の略歴を引用します。
坂井三郎(さかい さぶろう、大正5年(1916年)8月26日 - 平成12年(2000年)9月22日)は、大日本帝国海軍の戦闘機搭乗員(パイロット)。太平洋戦争終戦時は海軍少尉、最終階級は海軍中尉。太平洋戦争時における日本のエース・パイロットとして知られる。戦後に海軍時代の経験を綴った著書『大空のサムライ』は世界的ベストセラー。
ごく簡単にいうと海軍航空隊のゼロ戦パイロットが書いた戦闘日記。戦闘シーンはトムクルーズ主演の映画「トップガン」を地で行くというより、それ以上のリアルさでしょう(当たり前といえばそれまでですが・・・)。普通の人間なら到底耐えることのできないであろう気絶しそうな戦闘シーンの連続です。
「正確な敵の射弾がキラキラと私をつつんだ」だの「20ミリのアイスキャンデーが、敵に追尾している私の前後左右に盛んに飛んでくるのである。危なくてしょうがない」だの、平和な今日に生を受けた自分には信じられないようなことが平然と描写されていきます。
ちなみに20ミリのアイスキャンデーとは味方(日本軍のゼロ戦)の撃った弾丸のことで、空中戦というのは敵味方入り乱れて撃ちまくっているので敵の真後ろにいると味方の弾丸にも当たりかねないという戦場の壮絶な環境が理解できます。TVで見るイラク戦争の映像より遥かに強烈なインパクトがあります。
この「事実であることが信じられない」ことが世の中にはある、ということを垣間見ることができるだけでも読む価値はあると思うのですが、それ以上に、「戦争の無意味さ」をこれ程感じさせてくれるものも少ないと思うのです。
「トップガン」とはこの点で天と地ほども差があります。「トップガン」を見て戦闘機のパイロットになりたいと思う人はいても、「大空のサムライ」を読んで戦闘機に乗りたいと思う人はいないでしょう。
呆れる程に壮絶だし、文中に登場する多くの坂井氏の元同僚(海軍パイロット)は、そのほとんどが戦死しているのです。生還率は10%未満じゃないでしょうか・・・。
著者の坂井氏が生き残ったことが、戦闘機パイロットとしての能力の時針と幸運の分針と偶然の秒針とが重なり合った、本当に僅かな瞬間を射止めたとしか思えないほど、著者が戦死しなかったことのほうが奇跡的だったことがよくわかります。
戦闘日記でもあり、目を背けたくなるような描写もありますが色々と考えさせられる本でした。
お勧め度
親心として、ご子息の自衛隊入隊をなんとか思いとどまらせたいと思案されているご両親様*
~心臓に悪いから読まないほうが良いでしょう~
そのご両親様からご子息様へのクリスマスプレゼントとして****
~もしかしたら考えが変わるかもしれません~
この不景気の最中、今年の年末年始は海外で過ごそうと考えているリッチな貴方***
~ジャンボは大丈夫でしょう・・・~
その上、南の島でセスナ機で遊覧飛行までしようっていう、この上なくリッチな貴方*
~・・・~
今年は不景気だから自宅で寝正月と決め込んでいる貴方*****
~飛行機なんて乗らないほうが安全に決まってます~
田舎へ帰ろう(2)
参考・・・田舎へ帰ろう(1)
鹿児島で生活するのは夏の間だけ。当時の記憶で思い浮かぶのは蝉の鳴き声と、蟹。
ジージーザワザワ・・・カサカサ・・・
季節的なこともあり、どこに行ってもミンミン、ジージー蝉だらけ。海水浴に行く途中に通り抜ける林の中など、蝉のあまりの大合唱に怖くなって逃げ出したくなるくらいだった。
それでもその帰り道、家屋がある辺りは比較的静か。日暮れとともに蝉の鳴き声もまばらになる。
ところが蝉がいなくなったと思って気分よく歩いていると、気分が良いのは僕だけじゃあない。蟹も気分よく日向ぼっこを始めているのだ。
蟹は暑い昼間は石の下などに隠れて出てこない。夕方の涼しい時間になると蝉と入れ代わりで活動し始めるのだ。
田舎は動物、昆虫にとっても楽園。
海水浴の帰り道、浮き輪を付けたまま帰り道を歩いていると、どこかの家屋の角を曲がった瞬間・・・
・・・道が一面朱色に染まっている・・・
無数の小さい蟹で道が埋め尽くされている。蟹の種類は知らない。4,5センチだから、さわ蟹かなんかだろう、とにかく、ものすごい数の蟹が家屋の周りを取り囲む用水路という用水路からぞろぞろ這い出てきてぶくぶく泡吹きながらこっちを睨んでいる。そして、僕と目が合った瞬間・・・
シャワシャワシャワシャワーー・・・
という涼やかな足取りで、また用水路やら、塀の隙間に逃げ隠れるのだ。
怖くて逃げ出したいのはこっちの方だったのだが、普段、親戚連中に「ちっちゃいね、ちっちゃいね」、と言われてる割には大人の風格が漂っていたのかもしれぬ。
僕に威圧されたかどうか知らぬが蟹が去ってくれて一安心。あのタイミングで、あの大群がすべて自分めがけて正面歩きでもしてこようものなら泡吹いて卒倒してしまっただろう。どっちが蟹だかわかりゃしない・・・・
それにしても蟹が横歩きしか出来ないのは僥倖であった。今縦歩きの蟹を見つけたら「新種の蟹発見!!」と、即座に一儲けの方策に頭を悩ますだろうけど・・・・。
最後に訪れたのはもう15年も前のこと。こんな九州の南端に位置する田舎町ですらほとんど蟹は見かけなくなっていた。
母が幼少の頃は毎年ウミガメの産卵を見ることが出来たそうだ。僕は卵の殻だけは一度見たことがあるけれど。今はどうなっているのだろうか・・・
*おまけ
九州の南端というのは以外に知らない人が多いのではないでしょうか。日本の南端なら沖縄県になってしまいますし、気候も中途半端で砂浜が白くないのでリゾート地にもなりきれず、土地は痩せていてサツマイモしか育たない。踏んだり蹴ったりの土地といってもよいでしょう。そんな可哀想な薩摩半島南端をどうやって説明したらいいのだろうか??と思っていたらいいものを見つけました。枕崎に薩摩酒造(白波という焼酎を造っています)という会社があります。このホームページを見れば日本の九州南端がどんなところなのかなんとなくわかっていただけるかもしれません。酒の製造過程ばっかり・・・と思うかもしれません・・・、でも実際そんな土地です、それくらいしかないんだから、あと有名なのは鰹節(枕崎)・・・くらい??
http://www.satsuma.co.jp/top.html
田舎に帰ろう①
子供のころは夏休みになると1ヶ月まるまる鹿児島で生活していた。
母の実家があったからだが、鹿児島といっても薩摩半島の南端、開聞岳がある近く。典型的な田舎町であった。
ずいぶん最近のことのように鮮明に覚えているけれど、考えてみればもう30年以上も前の話だ。いつもながら過ぎ去った時間は短く感じる。
思い浮かぶ記憶の中には祖父母をはじめ故人も多く人生の儚ささえも感じてしまう。
母の実家は小さな本屋だったが、僕が幼少の時分は養鶏場も兼ねていた。
養鶏場というところはゲージが縦に何列もあるから子供の目線から見ると、自分より高い位置に鶏がいることになる。これは経験すれば分かると思うけれどすごく怖い。籠に入っていると分かっていても怖い。
しかも臭いし、何百羽もの鶏の騒々しさは子供にとって恐怖以外の何ものでもないから大嫌いな場所だった。
養鶏場で採れた鶏卵をパックに詰めるのも当時は家庭内作業であった。
自宅に隣接した小さな養鶏場だったから、全て手作業。養鶏場で採れた鶏卵を自宅に運び込んで重さが均一になるように販売用の紙パックに詰めるのだ。
ところがある日、鶏卵を購入したお客様からクレームが来た。
消費者から生産者へ直接連絡が来るのも田舎ならではと思うがクレームの内容は
「お宅の卵の中にゆで卵が入っていた!!」
どうやら自宅用にゆでた卵を販売用の紙パックに詰めた阿呆がいたらしい。
もちろん、全責任を僕一人で背負う羽目になった。
責任は請け負ったが当時3歳くらいだったからどの程度責任を感じていたかは定かではない。
何はともあれ、おおらかな時代で良かったとしか言いようがない事件である。
今なら間違いなくトップニュースだ。産地偽装なんかよりよっぽどネタとして面白いし、とりわけ、みのもんたなんかは好きそうなネタである。
ともかく、四方八方からコテンパンに叩かれただろう。
反面、当時3歳の僕が記者会見で「ごめんなちゃい」と言ったら世間はどう反応したのであろうか・・・
・・・見て見たい気もする・・・
白桃
春から夏にかけての果物売り場は忙しい。
5月頃に枇杷がお目見えする。入れ代わるようにさくらんぼ、白桃、そしてもう少しすると西瓜が並び始めるだろう。
どれも旬が極めて短いから「値段が高いから・・・」などと躊躇していると向こう1年間後悔することになる。
そういうわけで僕はこの辺りの果物を買うことに躊躇することはない。
本音を言えば枇杷など長崎で学生生活を送っていたからあんなものは畑からチョイと失敬して・・・、いや、荒れ畑に放置された枇杷の木から捥いで食べるものだと思っていたから買って食べるというのは不思議な気持ちなのだけれど。
さくらんぼ、これはもう山形産の独壇場だ。今の時期は北海道産のさくらんぼを売っているようだけれど勝負にならない。出てくる順序が逆ならまだしも先に山形の佐藤錦を出されて北海道産が勝てるわけが無い。大相撲の優勝決定戦後の弓取り式みたいな物悲しさが漂っている。弓取り力士の心中さぞ辛かろうと思う。
西瓜は食べない。いつ頃から食べなくなってしまったのかは忘れてしまったがあれはカブトムシの食べ物である。僕は誇り高き人間であるからカブトムシと同じ釜の飯を食うわけにはいかない。
白桃、これは厄介な果物だ。まずは立ち居振る舞いが他の果物とは別格である。桃肌という言葉を例に挙げるまでも無く、優美で繊細な女性的印象を見るものに抱かせる。
そんでもって一個一個クッションで保護されている。まさに箱入り娘である。こんな果物は他にない。
さらに食べるときまで気を使う。他の果物は買ってきたら冷蔵庫に放り込んでおいて食べたいときに食べれば良いのだけれど、白桃は”食べる1~2時間ほど前に冷蔵庫に入れ、冷やしてからお食べください”と書いてある。化粧直しするから2時間待っててね、ということだ。白桃様のために2時間待ちなさいとオアズケをくらうわけだ。
結婚式で化粧直しのために2時間も待たされたらブチ切れて帰ってしまうが白桃様のためならお待ちしましょうと思わせてしまうのが凄いところである。
しかも白桃はキッチンに置いておくとほのかによい香りを漂わせてくれる。
さて、果物ではありませんが、これからの季節は茶豆(枝豆)が出てきます。新潟茶豆が8月上旬辺りから出始めて、だだちゃ豆がお盆過ぎの1週間位出回ると思います。これも夏の風物詩ですね。
眠れないときは
先週土曜日の夜は翌朝8時の便で釧路に行かねばならないので羽田のJALシティーに宿泊していた。
起床は朝6時50分。いつもよりかなり早い時間ではあるものの、毎月のことでもあるし以前から日によって起床時間が違うことには慣れっこだからどうということはない・・・はずだった・・・
はずだったのだけれど、その日はどういうわけか寝付けない。ベッドに入って30分くらいしても目がさえて眠れる気配が無い。
仕方がなく、ブログでも書いてれば眠くなるだろうと思って途中まで書いていた前回の”夢で逢えたら”の続きを書く。書き終えた後、懐かしい映像が面白かったんでネットサーフィンしていたらもう午前2時を回っている・・・
「あっ、やばい、早く寝なきゃ・・・」
ところが・・・
ベッドに潜り込んでみたもののやっぱり眠くならない。
ゴロゴロと寝返りをうってみたりしているうちに午前2時50分の”ナポレオンタイム”を過ぎる・・・
(ナポレオンタイムとは起床時間から逆算して4時間前のことを指す。もちろんナポレオンが1日4時間しか睡眠時間を取らなかったことに由来する。ただ、僕が勝手に使っているだけで他の人に言っても通じないと思います)
浪人生の頃、「ナポレオンだって所詮は人の子。俺だって4時間で大丈夫なはず」と4時間睡眠を試してみたことがあるのだけれど、睡眠不足の反動でお昼寝の時間が8時間くらいになってしまい自分が凡人であることを思い知らされただけに終わった。
そういう経緯があって、ナポレオンタイムを過ぎると「はやく寝なきゃ、寝なきゃ、、、」と焦ってしまうのだ。
特に羽田~釧路便は8時を乗り過ごすと次の便は12時・・・。札幌便なら30分間隔で出ているからちょっとばかり心の余裕もあるのだけれど・・・。
こうなると普段は気にならないことがあれこれと気になって仕方がなくなる。枕の高さが合ってないとか、布団カバーに糊が利きすぎてて首筋が痛いとか、シャツのしわが背中に当たって気持ちが悪いとか・・・
とにかく眠れぬ理由をあれこれ探しては一つ一つ潰していく作業に追われる。
最終的には寝具から着衣までの皺という皺を伸ばし仰向けになって背筋両足をピシッと伸ばして胸の上で手を組むという、事情を知らぬ人が見れば生きてんだか仏様だか判別が付かないような姿になってしまった。
そんな律儀な姿勢のまましばらく様子をみてみるものの、それでも眠気を催さない。だいたいこの姿勢はチョットばかり気を緩めると崩れてしまうので、これがまた無性に気になるのだ。
・・・これは駄目だ・・・
既にナポレオンタイムを過ぎていたものの、いつまでも仏様の真似事をしていても埒が明かないので別の手段を考えることにした。
いつの世も眠気を催すには読書が一番だ。特に面白くない本というのは効果抜群である。活字を目で追うという単調な作業に内容のつまらなさが相乗効果として神経活動を抑制し眠気を催すのだ。
そこで、たまたま鞄の中に入っていたインプラント手術の本を手に取りページをめくる。しかしこれは失敗であった。内容のつまらなさという点では合格だが、見慣れているとはいえ手術中の写真を見て眠気は起きない。血の気が騒ぐだけで終わってしまった。
やはりここは活字と数字がやたらと多く、内容的にも難しい日経新聞が良かろうと思って昨日の朝刊に目を通して見るものの、所有する投資信託の崩壊振りを見せ付けられてすっかり血の気が引いてしまった。
そして気が付けば・・・午前4時40分過ぎ・・・
もはや2時間しか眠れない。これは一大決心をしなければならないと感じた。もはやどうしたら寝れるのか?ではなく、寝るのか寝ないのかの判断を迫られている・・・直感的にそう感じた。
今から寝たところでいくらも寝られやしない。むしろ起きられるかどうかのほうが不安だ。だとすれば寝ないほうがマシではないのか??幸か不幸か歯医者というのは肉体労働的な側面が強く、仕事が始まってしまえば眠気は消えてしまうのだ。動きながら眠気を感じるのは余程追い詰められでもしない限りはありえない。一日寝なかったくらいで動きながら寝てしまうようなことにはならない。
そして・・・「寝ることを諦める」・・・決断をした。
決断はしたけれど、眠れぬ過程でやるべきことは全てやってしまったから、もはや今日やるべきことは何も残ってはいない。
「あ~~あ、、、明日は1日しんどそうだ・・・」
と思ってゴロンとベットに横たわった瞬間・・・眠ってしまった・・・
それで思ったのだけれど、睡眠というのは諦めと同時に成り立つものなんじゃないか??誰でも今日の仕事をこなしつつ、今日はこれくらいにしよう、とかいう感じで次の日に持ち越す。今日の仕事はこれくらい、というように今日やることを諦めてしまうから眠れるんじゃないのか??
あの日はたまたま寝付けなかったことで、いつの間にか”眠ること”が1日の間にやるべき作業に置き換わってしまったのだ。普通、眠ることは作業として意識しないから眠ること以外の作業に諦めが付くと眠気を催して眠ることができるのだ。でも、”眠ること”を作業として意識してしまうと眠れないのだ。睡眠は全ての作業に対する諦めの結果と考えれば眠れないのも当然の結果だ。
今度眠れなくなったら最初から眠ることを諦めてしまおうと思う。そうしたらサッサと眠れるのかもしれない。
オバマ候補優勢に思う?〜ほとんどオバマ候補関係なし
さて昨日の関連エントリーです
仮にオバマ候補が勝利すると、今まで抑圧されてきた人々に勇気を与え、人種の垣根はずっと低くなり、能力主義社会がより一層強化されることになると思う。より多くの人が各界で切磋琢磨して我々の生活を便利で豊かにしてくれる可能性が高まるのだ。
それはさておき、我々日本人にとっては困ったことも起こりうる。物作りとかの話ではなくてスポーツの話。
スポーツの世界では、冷静に考えると我々黄色人種は分が悪い。まず、デカさで白人に敵わない。筋肉美で黒人の足元にも及ばない。狩猟民族と農耕民族の違いでもあり、いまさら鍛え直したところでどうこうなる話でもない。
ちなみにジャニーズなんてのは欧米の女性から見るとベイビーズくらいにしか見えないらしい。我々、日本男児代表をベイビーズとはなんとも腹立たしいが、日本人としてではなく、一個人としては溜飲の下がる思いだ(笑)
「じゃあお前はどうなんだ?」といった質問は議論したところでとっても不毛だからこのさい受け付けない。
本題からずれてしまったが、日本人として困るのはウィンタースポーツの世界に黒人が大挙して押し寄せたとしたら日本人はイチコロだろうな、ということ。
陸上短距離なんてハッキリ言って黒人だけでやったってどうせ結果はたいして変わらないんじゃないかな?予選は肌の黒い順に勝ちぬけにしたほうが決勝戦が早く見れてみんなが喜びそうなもんだけど、笑 (あ、、こういうこと言うと人種差別とか言われるんだよな、あくまでネタですからね)
基本的に瞬発力勝負で黄色人種が黒人種に敵うわけがない。そういう意味でいえば、今はまだ日本人も活躍している氷上のスプリント競技もいずれは黒人によって占拠される日が来てもおかしくはないし、彼らがその気になればそうなるだろう・・・。彼らが寒いのを我慢する気があればの話ではあるけれど。たぶんジャンプ競技も根こそぎもっていかれてしまうだろう。走り幅跳びや三段跳びを見ていれば想像は容易だ。・・・あれ??棒高跳びだけは白人が強いな??あれはやっぱり腕力勝負なのかな??ハンマー、砲丸投げ系も白人が強いし・・・(室伏がんばれ。でもやっぱり彼も白人とのハーフだ・・・)
そうなると日本人に残されたのは、例のミズスマシ(笑)、もとい、ショートトラックくらいか。あ・・・、カーリングもありましたね、カーリング。あれなんか腕力とか瞬発力とかの優位性は無さそう。だいたい黒人が氷の上でモップをゴシゴシやってる姿って、どう見ても体力の無駄使い(笑)
日本人にはやっぱり・・・持久力勝負しか残らないのかな??
「おしん」が大ヒット(古すぎて知らない人も多いだろうな〜〜)したのにはわけがあったということで、オチもまとまりもなく〜〜〜END〜〜〜
オバマ候補優勢に思う
アメリカ・民主党の大統領予備選でバラク・オバマ候補がヒラリー・クリントン候補に勝つ可能性が80%近い確率になっているそうだ。
事前予想ではクリントン候補の圧倒的優位と伝えられていたから驚きである。
思えば僕が小学校の社会科でアメリカという国を学んだときは”人種のるつぼ”だけれども”有色人種に対する差別は根深い”ということだったのだから時代は変わったものだとつくづく思う。
オバマ候補なら初の黒人大統領、ヒラリー候補なら初の女性大統領ということだからどちらが勝っても歴史的快挙ということだ。
それにしても、劣勢のヒラリー候補ではあるものの、彼女がここまで健闘してきた理由の1つに夫であるビル・クリントン元大統領の高い人気があるという。このことを知った時、アメリカと日本の違いを感じずにはいられなかった。クリントン元大統領といえばその経済政策によって1990年代のアメリカに空前の好景気をもたらしたわけだけど、日本ではむしろ例の”不適切な関係”の大統領(笑)ということでスキャンダラスな政治家といったイメージが強いように感じていたから。
日本なら宇野元総理、横山ノック元大阪府知事の例を挙げるまでもなく政治家の女性スキャンダルは致命的だ。欧米人というのは根本的に公と私事を区別して人物を評価するように感じる。フランスのミッテラン元大統領に隠し子がいることが発覚して、記者に問われたとき「Et alors ? =ええ、それがどうかしましたか?」と答えたのは有名な話。結果的にこのことを記事にした週刊誌の方が他のメディアに非難されてしまったというから、フランス国民からするとそんな下世話なことを聞く記者のほうが馬鹿だということらしい。もっとも日本には認めても認めなくても、話のネタになりそうなものには何にでも食いついてワイドショー化してしまう低俗なマスコミ文化があるから諦めるより他ないけどね。
今度の大統領選は、サブプライムによる景気後退、イラク問題の後始末といった問題を抱えるアメリカが、中国やロシアといった新興大国とどうやって渡り歩いていくのか?アメリカは世界唯一の超大国の地位を維持できるのか?という、アメリカにとっても世界の国々にとっても物凄く大事な選挙だと思うんだけど、そんな中、オバマ候補優勢で能天気にノリノリなのが福井県小浜市と、先日”六兵衛うどん”のエントリーで触れた長崎県の小浜温泉街。片田舎の温泉街がオバマ人気にあやかろうというのはまだ可愛げがあっていい。しかし、読みが一緒だというだけで、必勝達磨を送ったり、もろ手を挙げて応援してる小浜市長はどうなんだ??(笑)。僕なんかはこの市長にはたして政治家として見識があるのか否か疑わしくなるけどね。
記憶力2
さて、昨日の続き。
たった4文字の銀行パスワードが覚えられない・・・これってヤバイのかしら??いや、強がりではなくて、パソコンやってる人は皆さんそうではないのかな???(汗)
例えば僕の場合、銀行口座、クレジットカード、EDY、WEBメール、yahoo、楽天、AMAZON、タワーレコード、ユニクロ、ANA、JAL、カウネット、アスクル、その他たくさん、とにかく、インターネット上で会員登録すると必ず会員IDとパスワードを頂くわけです。もちろんこのブログの管理者ページにログインするにもIDとパスワードが必要です。会員IDは向こうが決める話ですからどうにもなりませんが、パスワード位はこちらで統一したいな〜とか思うのです。ところがそうは問屋がおろしません。字数制限があるのです。4文字だったり6文字だったり8文字だったり、英数混合だったり数字オンリーだったり。さらに会員IDと同一パスワードは駄目だとかいろいろあります。しかも銀行は3ヶ月もパスワードの変更をしていないと、変更するよう要求してきて、気が付けばわけが分からなくなってしまっているのです。で、やむを得ずパソコンのデスクトップに”パスワード”というフォルダを作り、それを見ながら利用していたのですが、あるとき、「これは例えて言えば家中の部屋という部屋、さらには扉から引き出しに至るまで何でもかんでもしっかりと鍵をかけていながら、家の軒先にそれらの鍵をぶら下げているようなものだ・・・」と気が付いて、フォルダ内のパスワードを暗号化することにしたのです。○→a、*→b、●→2、といった具合に・・・。
結末は??ハイ、ご想像の通りです(笑)
は〜〜、なんかいい方法ないんでしょうか??取りあえずは指紋認証とか虹彩認証に期待しますが、ネット上のあらゆるサイトにまで普及するのは随分先のことでしょう。
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記憶力1
先日、機内誌に連載されている浅田次郎氏のエッセイを読んでいたらこんなことが書いてあった。なんでも、氏は昔からメモという行為が大嫌いでメモ書きなどは一切しないそうです。アイデアが浮かんだら頭の中で文章を一気に練り上げてしまい、原稿用紙7枚程度のエッセイなら、一字一句たがわずに記憶して、・・・・・後は書くだけ・・・・・
さすがというか、天才は違うというか、振り返って自分はといえば記憶できるのはせいぜい漢字練習帳で4行が精一杯。それどころか、たった4文字の銀行のパスワードすら記憶できているか怪しいというていたらくなのだ。
そんなだから僕は当然メモはする。するんだけど仕事の合間だったり、移動中だったりすることが多いからキーワードだけを携帯でメモるのだ。
先日のブログで言えば「さんま、フライ、腐ってる、品川」とかそんな感じ。で、その日か、次の日くらいまでにさっさと書いてしまえば公開することになるのですが、実のところほとんどその作業をやっていない・・・(汗)
で、書かなかったメモ書きを後日見てみると・・・「うどん、長崎、そば、釜玉」みたいに、キーワードから何を書きたかったのかはっきりと思い出せるものもあるのですが、中にはキーワードを見てもストーリーがまるで思い出せないものもあります。その時にはきっとそれなりの小話になっていたはずなんだけど、もう思い出せないのです。それから、キーワード自体が意味不明になってしまっていることも多い。特に移動中にメモしたりすると、誤変換とかでキーワードそのものが何だったのか分からない(笑)
(続く・・・今回は本当に続く。今から書くから、笑)
*あっ、もしこれを読んで不安になった患者様、ご安心ください。患者様の名前と顔が一致しなくなるにはおそらくもう暫しの年月が必要です(笑)。イチローが引退して時が過ぎ・・・ゴルフの石川遼君がシニアツアーで活躍している頃・・・まではさすがに保障できませんけどね(笑)
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