冬季オリンピックで日本選手が活躍していますね。下手したらメダルゼロに終わるかと思ってましたが予想外の健闘ぶりです。
だけど、なんで冬季オリンピックっていうんですかね。北半球に位置する国からすると今は確かに冬季でしょうけど、南半球にある国、例えばオーストラリアなんかは夏真っ盛りなんですから
“冬季オリンピック”は北半球に位置する先進国(欧州)のエゴ丸出しのネーミング
だと思います。
さて、数あるオリンピック競技の中でも「自分でも金メダル取れちゃうんじゃないの?」と思わせてくれる、なんとなく楽ちんそうな競技がボブスレーを始めとしたソリ系種目。
ジャンプ競技なんかは、怖そうだから絶対無理と思えるし、スピードスケートもあの太腿を見れば普通の人ではないことくらいすぐにわかる。
だけどソリ系種目に関しては見てる分には楽しいですが、難しさが伝わってこないというか、そもそもリゾートホテルのプールにあるスライダーくらいにしか感じません。
TV映像を見る限り選手の体型も固太りのジャイアン体型の方が多いですし、お腹がぽっちゃり気味の選手もいてアスリートというよりはプロレスラーに近い感じがします。
そして、この競技で長年疑問だったのが、あんな狭い箱モノに4人も乗り込んで一体何をやっているんだ?もっというとそんなに大勢で乗る必要性があるのか?ということ。そんな疑問を解消(?)してくれたニュース
4人乗りボブスレーの真ん中2人の存在価値についてのニュース。
http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140216-00000022-pseven-spo
先頭の人がソリをコントロールする人で一番重要。真ん中2人は最初にソリを押したら後は重り。後ろの人はブレーキをかける役割がありますが、ブレーキをかけるのは競技後(競技中にブレーキをかけてはいけない)なので、競技者としての役割は真ん中2人と同じく単なる重り。
1人の運転者に3人の重り。金メダルをとったら運転者も重りも皆メダリスト。なーんか釈然としませんねw
ちなみに、重り役は運転者の意向で変更されることもあるそうですからやっぱり重り役はオマケ的なイメージが拭えません。
スピードスケートやフィギアなど、他の個人種目でメダルを獲得する苦労にくらべれば、傍目には楽といいますか、重り役でオリンピックメダリストになれてしまったら恐ろしくラッキーではないでしょうか。金メダリストも様々ですが、野球やサッカーの補欠選手(ベンチ入りしたけど試合に出なかった選手)同様、あまり自慢できない気がします。
逆に、もし子供をどうしてもオリンピック選手にしたければこれほど狙い目な競技はないでしょう。なにしろ日本国内でボブスレー競技をできる施設は一か所だけ。
http://www.city.nagano.nagano.jp/site/kyouiku/15156.html
ボブスレーの選手になりたければまずはこの競技場近くに一家そろって転居する必要がありますから非常に敷居が高い。ボールがあればどこでもできるサッカーと比べれば歴然です。
また、そもそもオリンピック開催時位しか世間がこの競技に興味を持つこともありませんから競争相手も非常に少ないですしね。
written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック