所沢のアクイユ矯正歯科クリニックです。今日は所沢市の保健センターで1歳6か月検診を行いました。といってもまだ虫歯のあるお子様はほとんどいませんし、歯の萌出状況のチェックと生活習慣の指導が主な内容になります。例えば寝る前に授乳している場合には虫歯になりやすい環境ですから気を付けてくださいね、とかそんな感じです。
お母様からのご質問で多かったのは１・嫌がって歯磨きをさせてもらえないけれどどうしたらいいのか？、２・フッ素は使った方がいいのか？、３・歯並びが悪い気がするけれどどうしたらいいのか？といったところでした。
歯磨きに関しては、、、難しいですね、、、スキンシップの一つですからなんとか楽しい雰囲気を作って頑張ってくださいとしか言えません。叱りつけるのは逆効果ですから根気強く、というところです。フッ素については小児用のフッ素入りの歯磨き粉を使うといいと思います。フッ素塗布は虫歯予防に非常に効果がありますが、使用方法としては低濃度、高頻度のほうが効果的です。例えるならビタミンCでしょうか。1日に10個ミカンを食べてもその分のビタミンCを体が吸収できるわけではありません。フッ素も同じで歯科医院で施術するような高濃度のフッ素塗布を年に数回だけ行うよりは、毎日の歯磨きで低濃度のフッ素を使う方が効果的なのです。BESTは組み合わせることですけどね。歯並びについてですけど、これも将来乱杭歯になりそうとか、受け口ですね、とかいうことは判っても1歳6カ月ではお子様に治療を受け入れてもらえないので経過観察ということになります。
滅多に虫歯のお子様がいない1歳6か月検診ですが、これが3歳児検診になるとちらほら虫歯のお子様を見かけるようになります。1歳6か月検診で虫歯がないのは見方によっては当たり前ともいえるので、これからが大切な時期です。虫歯ができるか否かはこれからが分岐点なので結果に安心せずに日々の生活を送りましょう。
written by 所沢、狭山、入間 近くのアクイユ矯正歯科クリニック