Yahoo!ニュース – 毎日新聞 – ＜日本食＞正統派選ぶ試み始まる ５０店ネットで公表 パリ
パリ1月18日10時51分配信 毎日新聞 【パリ福井聡】「日本食レストラン」を名乗る店が６００店にも上るパリで、正統派の日本料理店を選ぶ試みが１６日、始まった。日仏の料理関係者やジャーナリストでつくる「日本食レストラン価値向上委員会」（委員長、アラン・コアン仏財団事務局長）が第一弾として同日、ネット上で５０店を公表した。同委員会が同日公表したのは、パリ市内の４１店と地方の９店。複数の覆面委員が店を訪れ、▽日本的な店舗や雰囲気▽日本料理の有資格者の有無▽メニューに日本食としての質や多様性があるか▽米やしょうゆ、酒が日本製か、それと同等の品質か――など１８項目に及ぶ基準を点数化し、５０点満点で７割以上取得した料理店を「日本食レストラン」として推奨した。
なんと日本食レストラン価値向上委員会にあの杉田かおるさんが就任していることが判明した。同委員会によると、委員会の構成は幅広い年代、職種から選出することが、より公平な判断を可能にするとの観点から芸能界出身者にも参加を求めたという。
当初は料理上手で著名な元ピンクレディーの未唯さんに参加を打診したものの多忙のため断念。仕方なくgoogleで ”芸能人 料理 セレブ” と検索。手当たり次第に参加を打診、結果、杉田かおるさんが栄えある芸能界代表として内定した。
当初はあまり乗り気でなかったという杉田さんだが、担当者が「フランス、パリ、セレブ」というキーワードを口にしたとたんに態度が急変、その場で就任を快諾してくれたそうだ。
確かに、杉田さんといえば人気番組「愛のエプロン」での活躍でも知られるように、斬新、かつ個性あふれる驚愕の調理法で視聴者を魅了してやまない、異次元料理界のオピニオンリーダーとして一目置かれる存在だけに選出も当然か。しかし、一方で「斬新に過ぎるものが真の評価を得るには相当の時間が必要。杉田氏の委員就任は時期尚早ではないか？」と危ぶむ声も聞かれる。
「愛のエプロン」司会者のTOKIO・城島茂さんは「杉田さんが出演する収録の際にはいつも生命の危険を感じていた。今回の渡仏できちんと料理のいろはを覚えてきてほしい」と、暫しのお別れに安堵の表情を浮かべながらも真剣な眼差しで語っていた。（parody news)
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