Yahoo!ニュース – 読売新聞 – 自衛隊HP、陸海空が競い合って刷新…激しいPR戦
1月18日14時37分配信 読売新聞 陸海空3自衛隊で、ホームページ(HP)のアクセス(閲覧)件数競争が激化している。2005年の件数でトップに躍り出た海自に負けまいと、空自は昨年、約600万円をかけて外部に委託したほか、陸自もデザインを刷新。06年はいずれも前年比14%の伸びを記録し、空自が首位の座を奪還した。 各自衛隊とも「若い人に見てもらい、苦戦している隊員募集にもつなげたい」と必死で、当面、激しいPR合戦は続きそうだ。 各自衛隊のHPは、自衛隊への関心度が低い10〜30歳代の若年層を意識し、戦車や艦艇、戦闘機などを動画で紹介するなど、文書類が中心の中央省庁のHPとは趣を異にしている。
陸・海・空各自衛隊が新隊員獲得を狙い、競って争っているアクセス数アップ作戦が実際にはほとんど役に立っていないことが関係者の証言により明らかになった。
各自衛隊は主に若年層をターゲットに工夫を凝らしサイト構築しているが、実際にアクセスしているのはほとんどが中高年の軍事マニアだという。軍事評論家の江畑謙介氏によると、「両親から常に敗戦の思い出を聞かされて育った中高年世代は心のどこかで”いつか欧米を見返してやりたい”と思って育ってきた。1990年代初頭、世界に冠たる技術力、経済力によって念願の欧米超えを達成したと、「江戸の敵を長崎で討つとはこの事だ!」とばかりに狂喜乱舞したのも束の間、それが自分たちが膨らませる限り膨らませたバブルであったことに気づくのにそう時間はかからなかった。しかも今現在、経済力で欧米との距離は広がる一方。それどころか近い将来、中国・インドなど新興国の後塵をも拝しかねない凋落ぶりだ。かといって企業戦士といわれながらリストラの憂き目にあった彼らに再び立ち上がる気力を望むのは酷。ホームページ上の兵器を見て、欧米に打ち勝つ儚き夢を抱くのも無理はない」と語る。
氏は続けて「かくいう私もかなり頻繁に見ている。というより、起きている時間のほとんどは自衛隊のホームページを見て過ごす。アクセスがアップしたというが、私の貢献度がほとんどではないか。ブッシュのイラク戦争から4年近くが経過しており、そろそろ私の顔を忘れてしまった国民も多いと思う。次なる出番のために日夜自衛隊のホームページで情報収集しているところだ。ただ、残念ながらいくら見ても私が自衛隊に志願することはない。志願するとしたらNHKのメインキャスターを狙う」と語っていた。(parody news)
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