なんともレトロな感じの喫茶店。ほど近くにドトールコーヒーがある。ドトールのホットドックは美味しいから好きだ。値段も250円位。東京堂のホットドックは500円位する。ほど近くにファミリーマートがある。ファミリーマートのハムサンドイッチは好きだ。ハムにキュウリもたくさん入って250円位で美味しい。東京堂のハムサンドは600円する。ハム１枚だけのサンドイッチだ。メニューに偽りはない。ちなみにランチタイムならコーヒーの値段＋250円でハムサンドが食べられる。お試しならランチタイムをお勧めする。帰りにファミリーマートでハムサンドイッチを買ってもいい。
正直、今時滅多にお目にかかれないほど過剰に”ストレート”なフードメニューではある。が、僕はこの店がお気に入りである。お気に入りのコーヒーメニューがあって、静かで落ち着くし、新聞も置いてある。ドトールはまず第一に座れるかどうかわからないし、冬場など、込んでいてはコートを置く場所もない。新聞など当然置いてないし、若い店員のハッピースマイル＆ボイスが落ち着く暇を与えてくれない。東京堂など、客よりも店員のほうがくつろいでいる。客側のカウンターに座って、馴染みの客と競馬やら株式の話をしている。「あれ、今日は新聞がないな〜？」と思ったらマスターがカウンターで読んでいたりする。ウェイトレスさんはとってもハイトーンなちょっぴりハスキーボイス。最初はわざとやっているのかと思ったがどうやら地声らしい。
“珈琲”と銘打つ店にあれこれ言ってはいけないのだと思う（そういいながら十分言ってしまった、笑）。以前、銀座の珈琲店に入って何の気なしに「ホットコーヒーください」と注文したら1200円だったことがある。あのときはさすがに「俺も”違いのわかる男”にならなければ・・・」とカップを持つ手が震えた。そう、”コーヒー”、じゃなくて”珈琲”なのだ。珈琲はきっと、心地よさとか、雰囲気とか、店の歴史とか、そういったもろもろを含めた飲み物ということだ。
ちなみに僕のお気に入りは”なんとかジュニア”、500円。正式名称が洒落すぎていて恥ずかしいのでいつもこう言って注文している。店員さんもお洒落なハスキーボイスで「ジュニアお願いしまぁ〜す[:ラブラブ:]」と言っているから通じると思う。たぶんアイス・ド・カフェ・ジュニアとか、なんかそんな名前。
これがそのジュニア。ん？珈琲館で似たようなの見たことある？380円？もっと大きいコップ？・・・・・まあ、あそこはチェーン店だから。”珈琲”だけどさ。
場所は新所沢駅西口に出て線路沿いに左に歩いたところにあります。
お勧め度
癒されたい方に★★★★★
美味しい珈琲を飲みたい方に★★★★★
ハムサンドを”ブラック”で楽しみたい方に★★★★★
違いのわかる男になってみたい方に★★
究極に太った猫を見てみたい方に★（幸運を祈ります）
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