Yahoo!ニュース – 産経新聞 – 真実に「後ろ向き」ビジネス「前向き」 温暖化防止も米国流
1月29日16時18分配信 産経新聞 ■巨大宇宙鏡で太陽光反射！？ 宇宙空間に浮かべた鏡で太陽光線を反射するという温暖化対策の研究を今春に出される国連の報告書に盛り込むよう、米政府が提案する。英紙ガーディアンが伝えたもので、試算では太陽光線の１％も反射すれば産業革命以来出してきた温室効果ガスの効果を相殺するという。排出削減を柱にした京都議定書とは反対の、いかにも米国らしいプラス思考？ 軌道上に打ち上げた巨大な鏡で反射するほか、光を反射するホコリを大気中に放出するといった方法もあるという。米国は２００１年に京都議定書の枠組みから離脱し、強制的な温室効果ガスの削減には反対の立場をとってきた。その一方で石油代替エネルギーとしてバイオ・エタノールを推進するなど、新たなビジネスに結びつく対策には熱心だ。
米国主導の”巨大宇宙鏡”開発計画スタッフに元早稲田大学教授の植草一秀氏が就任する見込みだ。
ブッシュ大統領は、京都議定書からの離脱や、イラク戦争など唯一の超大国としての独走ぶりばかりが目に付き、各国から批判の対象となっている米国の現状を踏まえ、今回の巨大宇宙鏡計画には各国からスタッフを招聘、国際的な枠組みの中で事業を推進する意向を示しているという。
日本からは当初、植草氏とタレントの田代まさし氏という日本屈指のミラーテクニックを有する２人が候補としてノミネートされたが、地球温暖化の経済効果を把握する上では、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターとしても活躍するなど、経済に明るい植草氏がより適任と判断された模様だ。
安倍首相も「彼のような有能な人材が海を渡るのは願ってもない話。日本の技術力の高さを見せつけ、世界を危機から救ってほしい」と裁判で没収された手鏡をはなむけに、快く送り出す意向だ。(parody news)
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