ここのところパスタを食べることが多い。理由は茹でて、ソースを温めてかけるだけ、簡単だから。ところでパスタといえばいつも不思議に感じていたのが表面がツルツルのパスタ(マ・マーなどの日本製品、バリラ、ブイトーニなど)と、表面がザラザラのパスタ(メーカーは色々だけど高い)があること。理由はよく知らなかったけれど、「ソースによく絡みます」とか書かれると確かにザラザラのほうが美味しそうに感じてしまう。先日あるきっかけ(これは次回に書きます)でパスタのことをちょっと調べてみたら・・「へ〜〜〜〜っ!!」って思ったので紹介します。
ツルツルパスタ・・・テフロンダイスで作ったもの
ザラザラパスタ・・・ブロンズダイスで作ったもの
ダイスってのは要はトコロテンを”ぶにゅ〜”って押し出すあの金型のこと(思えば、僕が子供の頃は豆腐屋さんが焼き芋屋さんみたいにラッパ鳴らしながら車できて、トコロテンを頼むと文字通り”ぶにゅ〜”っと作ってくれたんだけれど最近は見かけなくなりましたね。トコロテンは父が好きでした。僕も最初見たときはゼリーかと思ってウキウキしてたら全然甘くないのですぐに嫌いになりました、笑)。
細かい説明は以下から引用させていただきます。
http://www.namapasta.jp/pasta/index.html
「ブロンズダイスを使うとパスタとダイスの摩擦が大きくなり、表面がさざ波状にザラザラとした仕上がりになります。このザラザラがソースをからめ取り、パスタの味を一層美味しいものとしてくれます。ただ扱いが難しく製造にも技術が必要となり、日本のメーカーではほとんどがテフロンダイスで製造しています。押出部にテフロンを使ったテフロンダイスは表面が摩擦も少なく扱いも容易で、パスタの表面がつるつるとした仕上がりになります」
・・・ここ通販もしてるんですね〜。今度頼んでみようかな・・・。食べたら感想書きますね。
http://blogs.dion.ne.jp/a_sign_bar/archives/2380531.html
「乾燥時間が長いか短いかでパスタの麺質が変わります。
この【ヴォイエロ】や【ディチェコ】は、低温長時間乾燥。
種類によって違いますが、大体60度で24時間位かけて乾燥します。
そうすることによって、ゆっくり麺が乾燥していくので、もっちりしたパスタが出来上がります。
さらにこの【ヴォイエロ】は、【ディチェコ】より更に低温で長時間乾燥させるので、よりもちもち感が際立つのです。
それが【ヴォイエロ】のたまらない魅力!
反対に高温短時間乾燥の代表が【バリラ】です。
これは80度で6〜8時間位の乾燥時間です。
特徴は一気に乾燥を行うので、麺がキュッと締まり、茹でた時に芯が残りやすくなります。
ちなみに国内で製造している国産のパスタメーカーの商品はすべてこの高温短時間乾燥です。
理由は簡単。乾燥時間が短くて済むからです。
製造時間の短縮はコストの減少に繋がりますから、商売としては当たり前ですね。
またアルデンテ(芯がかすかに残った状態)が理想と言われますが、それには【バリラ】が最適です。
アルデンテを【ディチェコ】などの低温長時間乾燥麺で出せるお店は確かな腕を持ったお店だなぁといつも思います。
当然【バリラ】を使用していて、その特徴を存分に活かしたパスタを食べる事のできるお店もたくさんありますよ。
以上、ブロンズ製のダイスと超低温長時間乾燥で製造されたこの【ヴォイエロ】いかがですか?
特に【ディチェコ】の味がお好みの方にはぜひおすすめです」
・・・他からの情報も含めて要点を書くと、テフロンダイスで作ったパスタのほうがアルデンテに仕上げやすいそうです。ブロンズダイスのほうはその加減が難しい。ディチェコは新所沢の西友でも売っています。
それから、何でもかんでもブロンズダイスで作ったパスタが良いわけでもないようです。スープパスタみたいに”つるん”と食べたければテフロンダイスのほうが適していますし、ミートソースみたいに重い感じならブロンズダイスのほうが適しているということらしいです。
こんなんでいいのかしら??と感じつつ取りあえず今日は終わり。本当は”ラ・ベットラのパスタソース(予約でいっぱいの店のアラビアータ)”から始まったこの話題。次は本題です、たぶん・・・。