〜〜〜あら皮の続き〜〜〜
さて、メニューのない店、あら皮。こちらは当然、すんごい高級店に属する。メニューが無いというよりそもそもお客に与えられる選択肢が少ない。
前菜として、スモークサーモンと何かの選択・・・
パンかライスか、メインとしてサーロインかヒレか・・・
たったこれだけ。
あとはステーキのg数。
スモークサーモン、ライス、ヒレで注文。
ついでに赤ワインを選ぶ。これはワインに詳しい井口先生にお任せ。
もう2年も前のことなんで何がどんな順番で出てきたのか定かではないのですが、スモークサーモンは激ウマでした。あとはサラダとか出てきたのかな??覚えてない・・・
とにもかくにも、おまちかねのステーキの登場です!
分厚い!!3cm以上はあろうかという分厚さです。
これをキッチリ火を通すってのが腕の見せ所なんでしょうね〜〜。
ミディアムレアです。
肉汁がヒタヒタしてます!!
超うまそ〜〜!!グフフ・・・[:イヒヒ:]
店員さん
「本日のお肉はあちらの三田牛のお肉でございます。品評会で優秀賞を獲得した牛でございます」
といってやおら壁に飾られている写真に目をやる
僕
「へ〜〜、牛にも優秀賞とかあるんですね。ところで、肉用牛なのに、肉質も見ないで優秀賞とか決めちゃって、切ってみたらハズレだった、ってことはないの??」
店員さん
「たまにあります」
あるんだ!(笑)
まあ、目の前のステーキになっちゃった牛の写真ですからね。
在りし日の勇姿が目に浮かびます。
来る日も来る日も、食べて食べて食べて、最初で最後の晴れ姿が下の写真・・・
僕
「うっ、うっ・・・[:悲しい:]」
店員さん
「優秀賞を獲得した最高級のお肉です」
僕
「ううっ、グスン・・・[:悲しい:]」
僕
「こんなに元気で誇らしげだったのに・・・、こんなにちっちゃっくなっちゃって・・・ううっ・・・[:悲しい:]」
店員さん
「一頭で・・・、そうですね、スーパーカー一台買える位のお値段します」
僕
「スーパーカーって・・・店員さん、若く見えるけど、実は1965年〜1975年生まれでしょ・・・。それよりお牛様が不憫で・・・ううっ[:悲しい:]」
[:悲しい:]〜もはや気分はすっかりお葬式〜[:悲しい:]
僕
「せ、せめてお肉を食べて供養を・・・ううっ・・[:悲しい:]」
料理に関するレポートはこの辺で終り(笑)
で、お会計と相成りました。
店員さん
「いきなり現実に引き戻してすみません」
と言いながら請求書を見せる・・・
僕&井口先生
「・・・・・・」
確かに今まで”あの世”のことばかり考えながらステーキ食べてたから、現実に引き戻されたこと自体は間違いない。たぶん、店員さんの考えてる意味とは正反対の方向から現実の世界に引き戻されたわけだけど(笑)
お値段は・・・非常に美味しくない・・・とだけ言っておきます。
僕は牛角に10回行った方が良いですね
ちなみにステーキの写真は以下から引用させていただきました。http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13002897/
それから、下のページはちゃんとあら皮の美味しさが伝わってきます。あら皮を正しく理解したい方はこちらの記事を読まれたほうが良いです。このブログの主は食べ物の紹介の仕方が上手。写真も綺麗。僕の読んでも食べに行きたくならなかったでしょ?(笑)
東京+α美食☆探検記