捕獲したハブからヤンバルクイナの成鳥と卵4個が出てきたというニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-225001-storytopic-5.html
ハブ酒を飲んだことはありませんが、このニュースを見て「そもそもなんでハブを酒に漬けて飲もうと思ったんだ??」と思ってササッと検索してみましたがあまり説得力のある解説は探せませんでした。
滋養強壮、がとってつけた理由でしょうか。ただこれも、そんなに栄養価が高ければ焼いて食っちまえばいいんでなんとも納得できません。そんなこんなで比較的説得力あるかな?と感じたのがこちら↓
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130718T0314390900.html
沖縄のハブ酒に限らず、爬虫類を酒に漬けるというのは世界中でみられることだという記事です。タイの「コブラ酒」、メキシコの「サソリ酒」など。
筆者曰く
『人間は太古の昔から毒を持つ爬虫類や虫を神秘的なものとして崇める性質があって、たとえばヘビやサソリなどは今でも悪魔的な力を持つ生き物として特別な感情を抱いている。だから、こういった生き物を食べたり、エキスを抽出して飲んだり、粉末にして薬に混ぜたりすると、何かに効くのではないかと考えたりするようだ。そこで、いろんな国で、爬虫類をアルコールに漬けて、それを飲むような伝統が生まれて来る。』
とのこと。なるほどな、、、
納得ですが、ハブ、コブラ、サソリも皆毒を持っています。生息域に生活する人間にとっては恐怖の対象。畏敬というより単純に憎々しい存在でしょうからそんな奴らを酒漬けにして飲んでやろうという、一種の腹いせみたいなものが原点なのかな~と思いました。
話は変わってお料理教室w
http://www.weblio.jp/content/%E3%83%8F%E3%83%96%E9%85%92
ハブ酒の解説ですが、この記事の中に「ハブの臭みは内臓の内容物にあるといわれ、使用するハブは数か月ないし1年絶食させ、身体をしごいて腹に残るものを搾り出し、洗ってから焼酎に漬ける」とあります。
そうすると、ヤンバルクイナとその卵4個をお召し上がりになった直後のハブを捕獲し、その獲物をハブ酒にするという捕獲主がこれから作るというハブ酒。ハッキリ言って
生臭くて普通の感覚では飲めるような代物ではない糞不味いハブ酒になる可能性が極めて高い
と予想します。
written by 埼玉県所沢市 アクイユ矯正歯科クリニック