侍ジャパンの小久保監督が11月に行われる日米野球の第一次選考選手として前田健太投手はじめ6人を選出したというニュース。
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小久保監督によると
「過去の日米野球はどちらかといえば親善試合だった。でも、今回は真剣勝負で勝ちにいく。17年WBCへ強化試合の意味合いが強い。この6人は”中心になってやってほしい”という要望を快く受けてもらった」
とのことですが、W杯のザックジャパンは本田、香川といった中心選手の固定化が惨敗した一因だという解説者もいます。核となる選手を本番(W杯)の数年前に決めてしまったために、好調な新戦力にアピールする場を与えることができず、本番(実際には前年から所属クラブで控えに回されていたにも関わらず)でも不調の本田や香川を使わざるをえなかった。なにより主力選手は調子が悪くても固定化されていますからザッケローニ監督に主力扱いされていない選手はやる気が起こらない。
小久保監督は監督経験がないまま侍ジャパンの監督になったわけですが、早くも若さを露呈してしまったと感じます。
そもそも代表選手選考含めて戦術の内と考えれば早々に手の内を明かすこと自体が馬鹿げているし、ましてや「4番は中田で固定」などと自らの采配を自らの言葉で縛るなんて愚の骨頂ではないか。常に「その時好調な選手を使う」と言っていれば采配にも柔軟性が生まれるし、選手間の競争意識も刺激されるはず。野球はサッカーに比べて戦術というか選手間の連携の重要性が低いですからなおさらその時その時の調子で選手を入れ替えても弊害が少ないと考えます。
元楽天の野村監督のようにのらりくらりと本音を隠しておけばよいものを、爽やかな外見そのまま老獪さのかけらもない小久保ジャパン。17年WBCの日本代表は14年ワールドカップ日本代表の二の舞になる気がします。
written by 所沢市、狭山市、入間市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック