昨年末ですが、こんな記事がありました。大相撲酒豪番付。
https://archive.today/80yBn
http://www.jiji.com/jc/v?p=sumo-syugou
気は優しくて力持ちな(はずの)力士。日本の国技ではありますが、アスリートという枠に括っていいのか甚だ疑問のあの体型に、昨今の若い子供が憧れるはずもなく日本人相撲レスラーが外国人相撲レスラーに蹂躙されるのを只々傍観するしかない今日この頃であります。
さて、過去には運動神経の良い子供たちが憧れていたであろう相撲レスラー。運動神経が良ければ肝臓も強靭なのか、さすがに面白い伝説がありますね
東の酒豪横綱:初代若乃花
『現役時代には若秩父と博多の屋台を3軒はしごして酒も肴もカラにしたという伝説が残っている』
博多の屋台ってことは豚骨ラーメンでしょうか??3軒分ですから300玉くらい平らげたのか、、、2010年に他界していますから確かめようがありません。
西の酒豪横綱:大鵬
『1晩に1斗飲んだこともあるといわれ、塩辛いものも大好き。大ぶりの明太子を2腹も3腹も食べながら飲んだ』
一斗≒18リットル。酒の種類が判りませんが、日本酒だとすると一升瓶10本。それはそれで凄いですけど、それだけの酒量を飲むツマミが明太子僅か3腹だっていうのがもっと凄い。酒の飲み過ぎによる脳溢血で死亡したとされる上杉謙信が味噌と塩だけで酒を飲んでいたという逸話を思い出しました。2013年に死去。これまた本人に確かめようもありません。
東の大関:北の湖
『大相撲史上屈指の馬力相撲だったが、取り口同様、飲みっぷりも力任せ。成人の日に感想を聞かれて「おれ、きょうから酒やめる」と言ったのは有名な話。21歳2カ月で横綱に昇進したが、横綱審議委員会から飲み過ぎに気をつけるよう注文を付けられた。 アイスペールにブランデーやウイスキーを注いでみんなで回し飲みするのも好きだった。最近は体調を気遣い、若い頃に比べればはるかに自重し、ウオーキングも日課にしている。』
北の湖は覚えています。子供は何でも強いのが好きですからね。存命しているからなのか伝説らしき伝説は記載されておりません。
西の大関:南海龍
『1晩にビール100本などの伝説が残っている。酔って暴れ、何度もトラブルを起こした。付け人では手に負えず、兄弟子の小錦が駆けつけて張り倒し、気を失わせておとなしくさせたことも再三。1988年、ホテルで暴れて警察沙汰になり、叱られると部屋を飛び出して行方不明に。ようやく見つかり、師匠の高砂親方(元横綱朝汐)から「お前、酒を取るか相撲を取るか」と聞かれ、「酒を取ります」と言って廃業した。』
これは伝説というより単なる酔っ払いの傷害事件なんじゃないかと。おそらく存命だと思われますがサモアに帰国後、消息不明らしいのでこれまた確認ができません。
と、すでに他界されている初代若乃花、大鵬、消息不明の南海龍の逸話は伝説的ですが、ただ1人アクセス可能な北の湖の逸話は常識の範囲内にまとめられています。やはり確かめる術がないと人は面白おかしく脚色してしまうのでしょうか。
written by 所沢市、狭山市、入間市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック