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玉露の美味しさに驚愕!

今日、東京~金沢間の北陸新幹線が開通しました。というわけで先日、北陸新幹線に触れたこともありますし折角ですから金沢。

金沢の観光スポットでのお気に入りは茶屋街でしょうか。茶屋街ってのは平たくいうとかつての遊郭。といっても今は猥雑な雰囲気はなくて昔日の面影を残すノスタルジックな街並みになっています。長崎の丸山遊郭もそうですけど、遊郭だった建造物って歴史的建造物として保存されていることが多いような気がします。遊郭が行政が手を出しにくいところだったからなのか、はたまたとどのつまり贅を尽くした、耐久性に優れた建造物は遊郭のように富が集積するようなところにしか存在しなかったからなのか、、、。寺社、城、遊郭、歴史的建造物の多くはこれらのいずれかに属する確立が高いのではないでしょうか。武家屋敷とか変わったところでは白川郷もありますけど。宗教、政治、風俗、今も昔も富の集中するところは変わらないようです。

下の写真は金沢ひがし茶屋街にある「茶房 一笑」の白玉ぜんざい、じゃなくて玉露。ぜんざいが主役じゃありません。お茶が主役なのです。確かこれで1080円だったかな??メニューも「加賀棒茶」「玉露」「煎茶」です。それにオマケというか茶菓子としてぜんざい他3品くらいから1品選択するのです。

私は関東地方に住んでいるせいかお茶(日本茶)に代金を支払うという感覚がありません。ペットボトルのお茶はともかく、なんなんでしょうね、どこでもお茶と水はサービスで戴けることが多いのでそれが当たり前になってしまっているというか。よくよく考えると、日本茶も紅茶も同じ茶葉ですから紅茶に代金を支払えて、日本茶に支払うのは躊躇うってのも変な話ではありますが、、、。なのでお茶しかないメニュー表を見たときはビックリしました。加賀棒茶は茎のほうじ茶です。これは飲んだことがある。煎茶、これもたぶん、、、飲んだことがある。そもそも普段お茶を飲む習慣がないので煎茶の定義がわからないけど。玉露、これもペットボトルなんかに「玉露入り」とか書いていたりするから飲んだことがあるといえばあるような気もするけど、加賀棒茶、玉露、煎茶から一つ選ぶなら玉露かな、ということで玉露をお願いしたのです。

提供された時はなんといいますか、「少な・・・」でした。だって、湯呑の1/4位しか入ってないんだもん。下の写真は飲みかけじゃありませんよ、デフォルトでこの状態です。でもね、口に含んだ瞬間、驚愕しました。今まで自分がイメージしていたお茶とあまりに違い過ぎて。濃厚な旨味と甘みを感じます。お茶ってこんなに美味しかったのか、、、と。

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あまりに美味しかったので玉露について色々調べてみました。上の写真にあるのは宝瓶(取っ手のついていない急須)、湯冷まし、湯呑みです。提供された時には湯冷ましにお湯が入っていて、1煎目を飲み終えたら宝瓶に湯冷ましのお湯を入れます。玉露は甘味を出すために60℃以下の温度でじっくり淹れるのだそうです。ま、温度とか2煎目をどう入れるかは色々あるようですが。

関東近辺でこういうお店がないかな??と思っていたらありました。一保堂茶舗東京丸の内店。玉露が2592円!ほうじ茶ですら1080円という、、、ついこの間まで、お茶はタダだと思っていた私には想像を絶するお値段ですが、、、ご興味のある方は是非玉露を飲んでみてください。美味しいと思いますよ、高いけど。
一保堂茶舗東京丸の内店HP http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html

さて、すっかり影の薄い白玉ぜんざいについて。先日TVを見ていたらぜんざいの語源について説明していました。ぜんざいの名付け親はとんちで有名な一休さんだそうです。一休さんがぜんざいを食べたときにあまりの美味しさに「善哉此汁(よきかな、このしる)」と言ったことから善哉=ぜんざい、となったそうです。

written by 所沢市、狭山市、入間市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック