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ボンカレー的外見とスパイシーさは両立するのか

5月18日でアクイユ矯正歯科クリニックを開院してお陰様で9年が経ちました。9年経って困ったのが昼食のマンネリ化です。移動手段は徒歩、もしくは自転車ですのでそう遠くはいけません。なのでどうしても同じ店ばかりで昼食を摂ることになっていたのです。

そこで、ランチタイムの充実化を図ろうとネット検索。おもしろそうなお店を発見したのです。それが新所沢駅から徒歩で7,8分程でしょうか、地元民以外にはまず気づかれないであろう立地のレストランです。このお店、言われてみれば何度も目の前を通ったことがあります。なにせ数年前まで徒歩1分の所に住んでいたので。だけど、入店しことはなかった、というか、「営業してんだかしてないんだかようわからん」というようなイメージでした。民家のような建物、色褪せた看板、店内が見えない、等々、一見が入店するにはハードルが高いと感じていたのです。

ところが、ネット上で1枚の写真を見て俄然興味が湧きました。

tonari.jpg

食べログからの画像なんですけど、、、、私にはボンカレーにしか見えなかった。ところがこの写真を投稿した主のコメントは、『出てきたカレーは一見甘そうな色。食べると意外とスパイシー。品のいい感じ。大きな牛肉が二個、スプーンで簡単に切れちゃう柔らかさ。ジャガイモもなんか人手間かかってる?ニンジン甘く煮たやつだ。玉ねぎも炒めてあと入れした感じ。カレー、なんか手が込んでます。』とあります。何度見ても牛肉は一個しか見えないのですがご飯の下にでも隠されているのでしょう。

「ボンカレー的な外見」と「スパイシーさ」が同居可能なのかどうか、これが今回の検証課題であります。

まず、勇気をもって入店です。入店する際にシェフとおぼしき方が出前のバイクにまたがっていましたから”遠い出前だと料理出てくるのいつになるかわからんやんか”と思って、「今から大丈夫ですか?」と聞いてみたところ大丈夫とのお返事。シェフはそのまま出前に行ってしまいましたけど。

入店すると、テーブルにメニューが書いてあります。

tonari1.JPG

まずまず、、メニューの上下を統一していただきたい。なんで真っ逆さまにメニューを表示するのか・・・。

そして、逆さま表示のメニュー、「豚ショーガ焼き 定食735円」、「ポークジンジャー 定食735円」とあります。44年も生きてますからなんとなくわかりますよ、はい。でもね、同じ店で「豚ショーガ焼き」と「ポークジンジャー」があったら混乱する人もいると思うんです。豚ショーガ焼き(薄切り肉)、ポークジンジャー(厚切り肉)くらいの説明はあったほうがいいんじゃないかと。

それから735円という微妙な価格設定。消費税が8%になってから1年以上経ちますから良心的な価格設定をアピールしているのかもしれませんけど、消費税課税事業者でなければそもそも論として関係なかったりするんですが、それにしても良心的といえばそういうことなのでしょう。

今回の目的はカレーライスなのですがテーブルメニューには見当たりません(食べログの写真はランチメニュー500円だったことを後から知りました)。そこでファイルのメニュー表からビーフカレーを選択しました。メニューの写真でル―とライスが別々だったので違うメニューというのは分かったのですがカレールーは同じものだろうということで。

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これがビーフカレー(735円)。

なんだか生クリームの量がすごいんです。写真ではそうでもないですが、沈殿しているというかなんというか。見た目、甘めのイメージ。食べるとさらに甘口で、生クリームがさらにカレーの味をぼかしている。牛乳御飯とまでは言いませんけれども、それに近い。このカレーにスパイシーさを感じることができるほど繊細な味覚を持ち合わせていない。どうなんでしょ?甘いカレーが好みの方にはいいかもしれません。

次回は豚ショーガ焼き定食に単品でポークジンジャーを頼んでみたいと思います。このお店のメニュー構成から考えても焼き物、揚げ物を注文する方が良かったようです。新所沢でスパイシーなカレーライスを食べるなら「オオグシ 加哩堂」でしょうか。インド、ネパール系はたくさんお店がありますね。

ボンカレー的外見とスパイシーさは両立しない。これが本日の結論です。

 

written by 所沢市、狭山市、入間市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック