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危険な香りがプンプン

アベノミクス以前は想像し難かった株高。本日で実に驚きの8連騰です。細々と続けている投資信託がありますのでいくらか含み益はあるのですが、こんなことなら3年前に宝くじなどにウツツをぬかさず全力で株に突っ込んでおけばよかったと地団太を踏んでおります。

さて、株で8連敗することは容易に想像できますし、対処の仕方も手慣れたもの(といっても大抵は塩漬け)ですが、8連勝などしたことないので一体どうしていいのかわからない。正確にいうと株で儲かった経験がほとんどないために「いつ利確したらいいのか分からない」のです。

今後の株価上昇の妨げになる要因として巷で噂されている不安要素は「ギリシャ危機」と「中国の不動産バブル」でしょうか。

ギリシャはいよいよ煮詰まってきたようで、今日はギリシャ外務次官から開き直りとも思える発言が・・・

チョウンティス外務次官(欧州問題担当)が国内テレビに対し、「ギリシャには資金がないため、支払えない。ただそれだけのことだ」と発言
https://archive.is/uziuY

エコノミストは「ギリシャ経済は小さいから世界経済に与える影響は小さい」だの「ギリシャ問題は既に相場に織り込み済み」とか言ってますけど本当なのか?サブプライムのときもリーマンショックのときも同じようなセリフを聞いた覚えがあるんだけど、デジャブなのか?

直近で記憶に新しい国家破綻はアルゼンチン。2001年12月末にデフォルトしたようですが、そのときの株価はどう動いたのか??

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う~ん。2001年は9月11日に同時多発テロのあった年でもあります。さらにデフォルト直前の12月2日にはエンロン破綻も起こっていたためか、すでに相場もかなり下がっています。同時テロ直後で世界(特にアメリカ)も自国のことで頭が一杯でアルゼンチンのデフォルトなんて気にしている暇がなかったという事情もありそうですが、とりあえずアルゼンチンデフォルトによる悪影響はチャートで見る限りはないように見えます。ただ、下げ相場のアルゼンチンデフォルトに対して今回は上げ相場。もしギリシャがデフォルトしても同じように無反応で済むものなのでしょうか。

中国の不動産バブルについて。これは中国の不動産価格を調べる方法を知らないのでわかりません。分かりませんが、不動産が上がってんなら株も上がってんだろ?ってことで上海総合指数の3年チャート

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おおお~バブルっぽい~~

日経平均は2倍になるのに3年かかりましたが上海総合指数は1年前に2000だったのが今や5000、2.5倍に届こうかという勢いです。こんなことなら1年前に宝くじに夢などはせず、目いっぱい中国株を仕込んでおけばよかったと今更ながらほぞを噛んでおります。

written by 所沢市、狭山市、入間市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック