他人の不幸は蜜の味といいますか、ワクワクハラハラしながら見ているギリシャデフォルト問題。それにしても報道のいい加減さには呆れるばかりです。
当初は融資の手続きに要する時間を考慮すると6月18日のユーロ圏財務相会合で決着しなければデフォルトと報道していたのに決着せず&デフォルトせず。その後、週明けの22日にユーロ圏緊急首脳会議を開くことになり、ここで決まらなければ今度こそデフォルトと報道していたのに決着せず&デフォルトせず。そして未だに決着していないばかりか、今度は月末までに決着しなければデフォルトというオオカミ少年報道もあれば、IMFの融資は民間融資ではないから30日までに返済しなくてもデフォルトとはみなされない、などなど、そもそもデフォルトの定義すらあやふやになっている始末。一国が破綻しようかという事態にもかかわらず行き当たりばったりの報道ばかりではないか。
どこで読んだか失念してしまったのですが、いつまでもギリシャ問題を引きずっているのは実はドイツに好都合だからなんじゃないか?だという人もいました。ギリシャ問題が解決しない⇒ユーロ安⇒工業国ドイツにとっては好都合、ということらしいです。もしかしたらドイツはギリシャに貸した金は返ってこないと分かっていて、それならその分輸出で稼がせてもらおうなんて腹積もりなのかもしれません。
written by 所沢市、東久留米市、飯能市 近くのアクイユ矯正歯科クリニック