所沢のアクイユ矯正歯科クリニックです。案の定というか、先日元プロ野球選手の清原容疑者が逮捕されました。でも、これほど驚きの少ないニュースも少ない。そしてまた、ほとんどリーチ状態なのにやめることができない覚せい剤の怖さを痛感・・・
ところで、覚せい剤に関しては「自分の体がボロボロになるだけなんだから別にほっておけばいいんじゃない?」という人もいます。昔、「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」ってTVCMがあったけど、これも使用した本人の為にならないから覚せい剤は良くないという論法。
でもね~、健康を気にする人が覚せい剤に手を染めるわけないからあんまり効果があるようには思えない。清原容疑者にこんな小言いっても「やかましいわ!ワイは不死身じゃ!」で終わってしまいそうですし(実際に桑田氏は小姑のように小言を言い続けて縁を切られたそうだけど)。
もっとも本当に自分の体がボロボロになるだけなら逮捕はされない。自傷行為(リストカットなど)で逮捕されることもないだろうし、自殺未遂で牢屋にぶち込まれたという話も聞いたことがない。
覚せい剤の害は他人に危害を加える可能性が高まるってところにあって、例えば覚せい剤は
「特に依存性が強く、使用を続けると、”壁のしみが人の顔に見える”、”いつもみんなが自分を見て悪口を言っている”、”警察に追われている”、”誰かが自分を殺しに来る”などといった幻覚や妄想が現れるほか、時には錯乱状態になって、発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりすることがあり、このような症状は、やめても長期間にわたって残る危険性があります。」
(内閣府http://www8.cao.go.jp/souki/drug/drug_details.html)
とあります。そういう意味では拳銃や日本刀を所持している銃刀法違反のイメージに近いと認識すべき。だから本人の健康を気遣うのはかなりの頓珍漢で、本来は「他人に危害を加える恐れが強いからええ加減にせんかい!!」っていうアプローチのほうが正しい。清原容疑者にしてもワイドショーなんかでは「2人の子供のためにも更生して欲しい」とか言ってますけど順序が違うだろと。「他人に危害を加える前に逮捕されて本当に良かった、安堵しました」っていう論調でないとアカンのですよ。近所をうろついていた変質者が逮捕された時と同じような扱いで報じるべきなのです。子供とか本人のことを心配するのはその後の話です。
それと、、、このニュースで桑田氏が「野球にはピンチになれば代打やリリーフはいるが、自分の人生に代打やリリーフはいない。現役時代、数々のホームランを打ってきた男。自分の人生でもきれいな放物線を描く逆転満塁ホームランを打ってもらいたい」と言ってましたけど、なんで野球人は何でもかんでも野球で例えるのか。却って何が言いたいのかよくわからなくなっている。他の言い回しを知らないのだろうか・・・。
written by 所沢、狭山、入間 近くのアクイユ矯正歯科クリニック