所沢のアクイユ矯正歯科クリニックです。
米国の駐日大使候補に元千葉ロッテ監督のバレンタイン氏が挙がっているというニュース。
駐日大使の名前で記憶にあるのは現米国駐日大使のキャロライン・ケネディー氏くらい。彼女にしたって「ケネディー」だから記憶にあるだけですが、バレンタイン氏が嫌いなわけではありませんがさすがに拙いんじゃないのか?筋肉質の脳味噌で大使が務まるものなのか?そういえば大使ってそもそも何だ??
という感じで、大使=すっごい偉い人、っていう私の中の虚像がガラガラと崩れ去ったのであります。「なんだよ、バレンタインでも大使できんのかよ、誰だってできんじゃん」っていう。たぶんですけど、そう感じたプロ野球ファンは私の他にも大勢いるはず。バレンタインはロッテ監督の時も、メジャーの監督の時も、選手やコーチと対立して解任されたイメージが強い人ですから。
そんなバレンタイン氏が務めるかもしれない駐日大使。一体、どんな仕事をしているのか。
http://www.ntv.co.jp/zero/ichimen/2013/11/1115.html
抜粋してみると
1・馬車に乗って皇居に赴き、天皇陛下に大統領からの委任状を渡す
調べてみるとバレンタイン氏はメジャーで16年、日本で7年の監督歴があるけれど、優勝は2005年、ロッテ監督時代の1回だけ。馬車らしきものに乗るのはそれ以来でしょうか。それよりも心配なのは今年引退したオルティスから「頭がおかしいからお薬が必要な人」とまで言われてしまったバレンタイン氏が天皇陛下の前で変なパフォーマンスをしないか心配です。
2・大使は「条約を結ぶこと」も認められ調印・署名ができます。
昔でいえば日米和親条約(ペリー)とか日米修好通商条約(ハリス)の米国側署名に「Bobby Valentine」となるわけですね。横文字にすると意外にしっくりきて驚きです。違和感ありませんが、歴史の教科書にバレンタイン氏の名前が載るのは違和感あります。保健体育の教科書でしょう。
3・日本政府との「外交交渉」、日本の政治経済などの「情報収集や分析」、日本に滞在する「アメリカ国民の保護」、アメリカを正しく伝える「広報文化活動」などが、その仕事です。
プロ野球監督歴23年間の優勝歴がたったの1回です。相手チームの戦力分析すらロクにできないのに政治経済の分析ができるとでも思っているのでしょうか。負けてばかりですから外交交渉も苦手なはず。ガタイはいいですから銃を持たない日本人相手の国民保護くらいはできるかもしれません。
とはいえ、結局のところ大使ってお飾りに過ぎないんだな~、と痛感したこのニュース。その割には大使館に立て籠られたり、事件に巻き込まれる確率高めのお仕事ですよね、日本は安全でしょうけど。