電話番号:04-2928-0050

エッセイ

交通違反の社会的制裁について

Yahoo!スポーツ – ニュース – オリックス、前川を解雇=本人は「心からおわびしたい」−プロ野球

2007年1月18日(木) 19時31分 時事通信  
 無免許運転でひき逃げ事故を起こしたとして業務上過失傷害と道交法違反の罪で17日に起訴されたプロ野球オリックスの前川勝彦(本名克彦)投手(28)に関し、同球団は18日、同選手との契約を解除することを決め、本人に通告した。事実上の解雇処分となった。
  前川は今後自由契約となるが、雑賀社長は「社会的に許してもらえれば、手助けしてもいいのではないか。(球界復帰の)門戸は閉ざさない」と話し、今後、投手か球団職員で復帰する可能性を示唆した。 前川は同日、逮捕から11日ぶりに保釈され、「このような不祥事を起こし、本当に申し訳ございませんでした。被害者の方にも心からおわびしたい」などと謝罪した。大阪府警南署から保釈された前川は、丸刈りにした頭を何度も下げ、現役続行の意思を問われると「今は何も考えていません」と終始苦渋に満ちた表情だった。 

今日はparody newsではなくてまじめな話。このニュースを聞いて思い出したことがありますので以下に書きます。

僕の高校時代の友人の実話です。

彼は大学卒業後、国内大手保険会社に勤務。なかなかのやり手で世渡りも上手かったのか順調に出世しました。30歳の時には同年代平均の2倍以上の給与があったと思います。
ある日、勤務先近くで痛飲した彼は、かなり飲んでいたことを自覚していたため会社に泊まろうと一旦は帰社。そのまま朝まで寝てしまえば何も問題はなかったのですが・・・。
机の上に車の鍵を見つけた彼は無謀にもハンドルを握ってしまいます。ところがいざ運転してみると、やはり飲みすぎでまともに運転ができなかったようで路肩に駐車し、仮眠することを選択します。よほど注意力が落ちていたのでしょう、彼はサイドブレーキをかけるのを忘れて眠りにつこうとします。オートマ車でしたからクリープ現象でトロトロと動き始めます。で、”コツン・・”
当てた車はなんとパトカー。
運が悪いといえばそうともいえますが、飲酒運転するほうが悪いので同情の余地はありません。まっすぐに歩くことすらできない彼はそのまま拘置所(?)のようなところへ移送されます。翌日の仕事はすべてキャンセル。彼によると拘置所内では姓名が剥奪されるそうです。「おい、92番こっちに来い」とかそんな感じらしい。まるで江戸時代に遡ったかのような扱いまでする必要があるのか?という議論はともかく、幸いにも人身事故は起こさずにすみましたから彼は短期間で釈放されました(運転免許証は当然無くなりましたが)。

こういう場合、公務員なら即刻解雇ですよね。そういう意味では民間企業であたことが彼にとっては幸いしました。とはいっても何の咎めも受けなかったわけではありません。役職はすべて剥奪され、入社8年目にして平社員からの再スタートとなってしまいました。役職手当てがすべてなくなり年収は事故前の半分になります。もっともそれでも同年代の平均給与くらいはあるわけですから大手保険会社の給与水準の高さはすごいですね。

この社会的制裁が甘いのか甘くないのか、僕には判断できません。友人だけに、解雇にいたらなくて良かったという気持ちも正直あります。
けれど、酒気帯び運転だけは本当にやめてほしいと思います。酒気帯びではありませんが、風見しんごさんの長女が交通事故で亡くなりました。本当に・・・言葉がありません。病気で亡くなったのなら、いずれ時間が癒してくれるのかもしれません。命運、や天命・・そんな言葉を盾にして・・・。けれど、交通事故だけは・・・。いつまでも、あの日、出かける前にもう一言声を掛けておけば・・とか、前の晩の夕食にサラダを出しておけば・・・とか・・・。

前川(元)選手の無免許運転は言語道断。頭を丸めようと謝ろうと。かといって野球を彼から奪えばおそらく何も残らないのでしょう。28歳という若さでもあり、それも厳しすぎる気がしないでもありません。野球しかできないのなら野球を一生懸命やればいいと思います。けれど、やはり制裁は必要だと思う。友人の話ではありませんが、毎年、年俸の半分を交通事故の後遺症で苦しんでいる方に寄付するという形で復帰を認めるのはどうだろうか??

☆☆☆軽いノリで始めたものの、頻繁に更新するとなるとブログも意外に大変。モチベーション維持のため、下のバナーをクリックして頂けると幸いです☆☆☆

アクイユ矯正歯科〜バナー

ありがとうございます[:嬉しい:]

埼玉 所沢 矯正歯科

本物のスピード感

先日TVを見ていたらボクシングの亀田選手が初防衛戦をしていました。見ながらつくづく感じたのは亀田選手はすごいな〜〜ということ。とはいってもボクシングの話ではありません。もちろんボクシングも強くてすごいんでしょうが、僕がすごいと感じたのはあの体躯。上半身が思いっきり逆三角形でしかもウエストの細いこと!いやー、あの上半身逆さにしたらちょうど自分くらいかな〜〜なんて、妙に感心してしまいました。
それにしてもTVってプロスポーツ選手が身近に感じられてしまうから不思議だと思いませんか??野球なんかでも、150kmの速球が随分遅く感じますし、本当のスピード感とかは実際見てみないと感じられないと思うんです。初めてプロ野球を見に後楽園球場にいったのはもう30年も前の話です。その頃、僕は小学校2年生くらいでしょうか、試合前に巨人の篠塚選手が打撃練習しているときですが、ライトスタンドにいた僕は篠塚選手がキーン!と打った瞬間、その打球のスピードに驚くとともに「ホームランだ!」と直感的に感じたのです。結果はライト前にポトンと落ちたのですが・・・(今思えば、この瞬間が僕が野球選手になれないことが判明した瞬間ともいえますね)。
プロゴルフを見に行ったときも衝撃的でした。高校生のときでしたから20年前ですか・・・。ジャンボ尾崎選手とか中島常幸選手が絶頂期のころです。トーナメント前日、プロアマ大会というタレントとか政治家とかとワイワイしながらラウンドするイベントがあるのですが、ジャンボ尾崎選手は、先日実刑判決を受けてしまった山口敏夫元衆議院議員とラウンドしていました。山口元議員の小柄なせいもあるでしょうが、ジャンボはとにかくでかかった!しかもスイングのスピードがとんでもない。シャフトがぐんにゃり曲がって見えるし、打ったボールなんて目で追えない!(ちなみに山口元議員のボールはしっかり弾道を確認できました、笑)それまで父のゴルフ練習に付き合っていたくらいしかゴルフなんて見たことなかったし、それを”世界標準”だと思っていた僕には衝撃的な体験でした。たぶん日本刀が世界標準だと思ってた日本人がペリーの黒船を見たときの衝撃はこんな感じなのではないでしょうか??(歴史認識間違ってる?笑)
今日はこれで失礼します。明日が皆さんにとって素敵な一日でありますように・・・・。

☆☆☆軽いノリで始めたものの、頻繁に更新するとなるとブログも意外に大変。モチベーション維持のため、下のバナーをクリックして頂けると幸いです☆☆☆

アクイユ矯正歯科〜バナー

ありがとうございます[:嬉しい:]

矯正歯科 狭山 入間 東村山

« 前ページへ